こんにちは!Kobe English Academy の事務局です。
前回のブログの冒頭でもお話をさせていただきました
「ひょうごSDGsスクールアワード2022」
について、今回はスクールの理念や私たちの子ども達への想いを交えながら、
賞の内容をご紹介したいと思います。
まず、私達KEAは教育目標に、Global Citizen(世界の市民)を育てることを掲げています。
今は、言葉や習慣が違う人と共に生活や仕事をすることが当たり前の社会です。
私たちが考える”グローバル”とは、単に英語が出来る、世界に出ていくということではなく、
同じ地球に住んでいるものとして、
様々な人たちと皆で協働してどう良い社会を作っていくか、
持続していくようにするか、
小さいときから少しずつこのような価値観を、育てていって欲しいなと考えています。
世界では、そのようなGlobal compitenceを大切な資質として教育に取り入れ、
日本でもより多くの場面で求められるようになることは容易く想像できます。
「世界を知ること。」そして、「世界の中の日本を知ること。」
「他者を知ること。」そして、「他者の中の自分を知ること。」
それは、人と人との繋がりこそが、私たちの生きる社会を豊かにすると考えているからです。
幼少期の子どもであっても、一人の社会に生きる市民と考えています。
このような理念から、スクールのカリキュラムには、
英語学習はもちろんのこと、探求学習(勉強IBL)もしっかり組み込まれ、
更には、スクールの文化として、
・知識を得ること(学ぶこと)、
・広い視野で社会をみること、
・他者意識を持つこと、
・課題を見つけること、
・自分で考えること、
・自ら行動すること、
・チャレンジすること
等を、子ども達に経験してもらうために、教育の中でその機会をつくっていく心がけています。
SDGsに関する活動や学習も、子ども達とともに、
「自分には何ができるかな」
という軸を大切にし、ご家族みなさまからの協力も頂きながら、スクール創設当初より、コツコツと活動をしてまいりました。
この取り組みを評価していただき、「ひょうごSDGsスクールアワード2022」で優秀賞をいただくことができたことをとても嬉しく思います。
https://www.hyogo-c.ed.jp/~gimu-bo/12sdgs/sdgs.html
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兵庫県教育委員会では、子ども達が主体となって取り組んでいるSDGsの目標達成につながる活動に関し、特に先進的な取組を行っている 学校園を ひょうごSDGsスクールアワードとして顕彰し 、 広く県内の学校園にSDGsへの関心の普及啓発を図っています 。
以下に、提出したテーマと内容、発表動画をご紹介します。
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Kobe English Academy
テーマ:英語・IBL学習、年2回のチャリティーウィークがもたらすもの
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社会課題(貧困、社会的弱者、環境破壊)について知り、アクションを起こすチャリティーウィークを年に2回行うとともに、Earth Dayへ参加するなど、日々の学習の中にSDGsにつながる題材を積極的に取り入れている。幼児期では身近な題材から、生涯を通じて地球にやさしい考えや行動をとれる人になるような教育に取り組んだ。
発表動画URL https://youtu.be/qIeWpi_uHkM
未来社会の担い手は子ども達です。
SDGsは、決して大人だけの取り組みではなく、
子ども自身が自分ごととして捉え、
自分にできることを見つけ、自ら実行していく姿勢がとても重要だと感じます。
兵庫県教育委員会の皆様が、普及啓発のために、
このような機会を設けていただきましたことに心から感謝いたします。
授賞式のあと、スクールの子ども達にも、表彰賞とトロフィーを見てもらい
すばらしい賞をいただいたことを知らせました。
送迎の際には、トロフィーと表彰状を持ってお子様の記念写真を撮影される姿もありました。
子どもたちだけでなく、子どもを取り巻く大人も学びとチャレンジですね。
一人ひとりの子どもが、存分に力を発揮し、
仲間とともに新しい扉をどんどん開いていってくれることを切に願います。
そのためにも、私たちは、子ども達が活躍できる環境を整えるべく
より豊かな学び/育ちの環境を整えていきたく思っています。
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