こんにちは!Kobe English Academy の事務局です。
It’s October 31st! Yes! Halloween!!
ヨーロッパ発祥のハロウィーン。秋の収穫をお祝いし、先祖の霊をお迎えするとともに悪霊を追い払うお祭りが、アメリカに渡り、子ども達も楽しめるものに変化していったそうです。日本でもすっかり年中行事のひとつに定着しましたね。
KEAでも、子ども達が楽しみにしているイベントのひとつ。スクールの様子を少し写真でご紹介します。
先生方や子ども達の仮装はいかがでしょうか?毎年、かわいいキャラクターや、趣向を凝らした仮装まで、どんな仮装でスクールに来てくれるのか、とても楽しみしています。もちろん事務局スタッフもみんなと一緒に仮装をして、ハロウィーンを盛り上げます!
Daily Classは、仮装をしてHalloween Eventの会場まで街中を歩きました。Saturday Classの子ども達も仮装をして登校!ハロウィーンイベントは午後のため、午前中は仮装をしながらしっかり学習は進めていました。
さて今回のブログは、教育コラム 「子どもの“わからない”にどう対応する?」です。
KEAのペアレンティング講座でお世話になっている江藤真規先生のコラムです。
こちらのブログは、KEA at home(KEAのオンラインスクール)でご紹介したものになります。
(https://online.kobe-english-academy.com/2022/11/01/question/)
KEA at home 第11回コラムも、引き続き子育てコーチングをご専門とする、江藤真規先生のコラムをご紹介します。
社会の変容に伴い、 子どもたちの教育にも変化が起きてきています。
正解のない時代を生きるには、
知識の総量以上に、
子どもの思考力や表現力等が必要ということ。
分かりやすいところでは、入試問題でも
子どもたちの考えが問われる問題が増えてきています。
当然、親御さんが子育てで重点を置かれる部分にも
変化が表れてきています。
「〇〇しなさい」という指示命令から
「あなたはどうしたいの?」という質問へ。
「これはこうなるのよ」と解を示すのではなく、
「どうなっているのかな?」という質問に。
特に、「これからの教育」にアンテナを張り巡らせていらっしゃる方には
上記のような取り組みをされている方が多いことでしょう。
これらは、子どもを尊重した関わり。
実際、思考力や表現力等を身に付けるには
これらの質問は大いに機能します。
ただ、いきなり何かを問われても、
子どもは答えられず、
「わからない」となってしまうことも多々あるはずです。
子どもの「わからない」を減らし
子どもが楽しく考えられるようにするためには、
どうしたらいいのでしょうか。
ここでは、子どもの「わからない」を減らすための3つの「質問の前提」をご紹介します。
質問の前提
質問を機能させるためには、以下の3つの前提が必要です。
①相互の信頼関係ができていること
②考えるだけの材料(経験)が備わっていること
③表現するための言葉を知っていること
一つずつ見ていきましょう。
①相互の信頼関係ができていること
誰に質問されるかによって、
自分の中から出てくる言葉は変わります。
正しいことを言わねばと、
優等生になってしまうこともありますし、
叱られないようにと、
本心とは異なることを話してしまうこともあるはずです。
正しいかどうかが不安で、
「わかりません」と答えることだってあるでしょう。
自分の本音を話すためには、相手との信頼関係が必要です。
「この人は自分のことを受け入れてくれる」
「自分のことをわかってくれる」
相手に対してこのような信頼があり、
「ここは自分の安全な居場所である」
こう思えた時に、人は心を開くことができるものです。
・いい子でいなければいけない
・本音を話したら怒られる
もしも、このような思いがお子さんの中にあれば、
まずは「わかってあげる」ことから始めましょう。
子どもの話を聴くことを、まずは意識してみましょう。
しっかり聴いてあげた後には、
きっと子どもは安心して、
自分の考えを発することができるはずです。
質問を機能させるための大切な前提です。
②考えるだけの材料(経験)が備わっていること
「あなたはどう思う?」
この問いに答えるには、
「どう思うか」その材料が必要です。
材料とは、その内容自体への知識、そして自分自身のそれまでの経験です。
「どうしたら、次の試験で点数を上げられるかな?」
この問いに答えるには、
・勉強の仕方に関する知識
・時間の使い方に関する知識
・自分の現状の客観視
・これまでのうまくいった経験
・失敗経験
例えば、こういった材料が必要です。
何も持ち合わせない状態では、
当てずっぽで答えるしかなく、
それでは到底実践に結び付かず、
うまくいかない…という結果に終わってしまいます。
質問の目的は、子どもに答えさせることではなく、
考えさせることです。
「一緒に調べてみようか」
材料がない場合には、いっしょに見つけていくことから始めましょう。
「今まで、似たような経験したことあったかな」
過去のリソースを探すのも効果的です。
そして、材料が備わってきた段階で、質問をしてあげると良いでしょう。
③表現するための言葉を知っている
自分の思いを相手に伝えるには「言葉」が必要です。
子どもが話している内容が
あまりよく分からない場合、
「それって、〇〇のことかな」等、
言葉を添えていくといいでしょう。
「なんか面白そうだね。もう少し詳しく教えてくれる?」
こう問えば、きっと子どもはわかりやすく説明してくれるはずです。
語彙力は日常の親子対話で大きく広がります。
子どもの言っていることがわかりにくい時には、
そのままにせず、わかったつもりにもならず、
更に分かりやすい言語化を促すよう、
お手伝いをしてあげましょう。
以上3つの前提を見て参りました。
子どもの「わからない」は
その後の成長へとつながるきっかけでもあります。
「わからない」にこそ、丁寧に対応を!
お子さんの可能性はぐんぐん広がります。
記事執筆
KEAプログラムコーディネーター
江藤真規
https://saita-coordination.com/株式会社サイタコーディネーション代表取締役
(サイタコーチングスクール主宰)
博士(教育学)
アカデミックコーチング学会理事
公益財団法人民際センター評議員
一般財団法人教育振興財団理事
いかがでしたでしょうか。
「わからない」にこそ丁寧に対応!「えっ!わからないのか…?」と残念に思ったりしないで、「わからない」ことの回答をいっしょに導きだしていく。この丁寧な対応は、子どもの成長にとって大切な機会になるんですね。私たちもスクールの子ども達に丁寧に接していきたいと思います。
さて、DailyClassの募集は、以下のとおりですが、K1クラスの残席が少なくなっています。まだどうしようかと迷っておられる保護者様がおられましたら、まずスクールツアーにお越しください。明るい先生たちや子ども達の様子、レッスン風景をご覧いただけます!
KEAへのご入学をご検討の皆様へ
2023年度【Daily class】募集要項
出願対象年齢 | K1(3歳児) | 2019年4月2日~2020年4月1日生まれ | 15名 |
K2(4歳児) | 2018年4月2日~2019年4月1日生まれ | 若干名 | |
K3(5歳児) | 2017年4月2日~2018年4月1日生まれ | 若干名 | |
保育時間 | 平日月曜日~金曜日、8:30~14:30の通学コースです。
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願書提出期間 | ◇1次募集 2022年6月1日(水)~10月29日(土) ◇2次募集 2023年1月6日(金)締切 ご兄姉が、KEA会員の方は、ご入学金を50% off その他、早割キャンペーンなどもございます。各種資料をご請求下さい。 |
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願書提出内容と方法 | Application form(入学願書)を郵送または、スクールにご持参などの方法でご提出ください。
11月の選考会にご参加の際には、事前にApplication fee 登録料20,000円(税抜)のご案内をさせて頂きます。 |
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入学トライアル | ◇1次 2022年11月10日(木) ◇2次 2023年 1月18日(水) |
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入学選考 | 入学トライアル後、内定者を通知させていただきます。 ご入学を決定されましたら、ご案内期日までにAdmission fee(入学金)をお納めいただきます。 |
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入学説明会 | 2023年2月4日(土)オンラインにてKEA入学説明会を予定しています。 必要な追加書類や用品のご説明、お子様のアレルギー、性格などのヒアリングをさせていただきます。 |
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入学 | 2023年4月開講 |
Baby Class, After Class, Saturday Classも募集しています。お気軽にお問合せください。募集内容は、以下のURLにてご案内しています。https://kobe-english-academy.com/
*またKEAは、神戸市の認可外無償化対象施設になっています。
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