Summer Festival 2023を開催!
毎年恒例の大人気イベント、Summer Festival を今年も開催しました!
開催は、夏もそろそろ終わりのころの8月25日。
今年から加わったジュニアクラスの生徒も一緒に、皆で賑やかに開催しました。
この日は保護者の皆様も一緒です。
子ども達の付き添いのはずだった保護者の方々も、気がつけば子ども達以上に楽しんでくださっていました。
子どもと大人が一緒に楽しむ時間は、格別でした!
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ここはどこ?
いつもの教室が、この日は大変身!
これらの装飾は、全てKEAの先生方の作品です。
かなりのクオリティです。
KEAの先生方の多様な才能には、いつも驚かされます。
もちろん、才能があるだけでは、決してこうはなりません。
事前準備に、どれだけの時間を要されたことか。
そして、その準備時間をどれだけ楽しまれたことか。
先生方の大きな愛と、全力で楽しむ姿勢があったからこその当日です。
そして、子ども達の姿が、先生達を突き動かしていることも間違いありません。
「楽しさ」が循環して、Summer Festivalができあがったといっても、過言ではないでしょう。
なぜ、Summer Festival なのか
今回のテーマは、パイレーツ(海賊)。
なぜ、パイレーツ(海賊)なのか、もっと言うなら、なぜSummer Festival なのか。
KEAが年間を通したカリキュラムに、Summer Festival を毎年組み込んでいるのは、Summer Festival だからこそ育まれる力があるからなのです。
Summer Festival の目的は、まずは、夏という季節を感じること、夏の文化を知ることです。
教育的な目的としては、一つのテーマを掘り下げて学ぶこと・探求すること、学年を超えて他児と関わること、仲間と楽しさを共感しあったり、想像する世界を分かち合ったりすること等。
保護者の方々には、スクールでの子どもの様子を見ていただくことで、子どもの育ちに対する客観的視点を得ていただきます。
毎年、Summer Festivalにはテーマをもたせますが、今年はパイレーツ(海賊)に。
夏から想起されるキーワードと子ども達の関心を広げて、掘り下げて、また広げて、更に掘り下げて…。
こんな取り組みの先に、パイレーツ(海賊)が出てきたということです。
そして、パイレーツ(海賊)から、子どもたちの想像の世界、楽しみの世界が更に大きく広がることを確信して、今年のテーマが決まりました。
夏休みという時期は、親子の時間が少しだけ増える時期。
子どもの心にも、少しだけ余裕が増える時期です。
こういう時期に、親子で参加できるイベント、関心を広げ深められる機会を持つことは、とても重要と考えます。
子ども達が思い思いの仮装で参加してくれた当日、スクールは海の中。
まさに海賊さながらに仮装したネイティブの先生と、自然に英語で会話しているお子さまの姿を見て、「(英語)話せるんですね、うちの子」とおっしゃっている保護者の方々も沢山。
スクールでの子どもの様子を見ると、子どもの成長を感じますね。
当日の様子はこちらからもご覧ください(インスタグラム↓)
https://www.instagram.com/reel/Cwt4ipOJ4Ir/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
イベントの本当の価値とは
イベントは、経験を皆で共有する時間です。
そこには、いつもの授業とは異なる、家族で遊びに行くのとも異なる、
大きなとても大切な価値があります。
人とひととが繋がること。
一つの目的に向かって一緒に進むこと。 楽しさや時には思うようにならない葛藤を感じること。 みんなに楽しんでもらおうと他者のために動くこと。 他者の気持ちを感じ取ること、そしてその上で自分の行動を決めること。 ゴールに向けて頑張ること、思い切って動いてみること。 はじめてに挑戦すること。 関心の輪を広げること。テーマを掘り下げ探求すること。 幅広い知識を得ること等々。 |
イベントの価値は、書ききれないほど沢山あります。だからこそ、驚くほど、子どもたちはイベントを通して成長します。
このように、沢山の利点のあるイベントですが、幼少期の子どもの成長に寄り添うKEAとしては、イベントの一番の価値を次のように捉えています。
それは、様々な感情を経験すること。
いつもの仲良しさんと遊ぶ時間も大切です。
大好きな先生と学ぶ時間も重要です。
自分の好きな世界に没頭することも、興味関心を広げることも、全てとても重要です。
その上で、こういった日常に、特別な「非日常」を入れていくことには、大きな価値があると思うのです。
スクール全体で一つの目的に向かうイベントは、多様な人間関係を生み出します。
そして、人間関係の背景で、子どもたちは沢山の感情を味わう経験をしています。
もちろん、楽しいイベントなので、嬉しい!楽しい!という経験。
しかし、それだけではなく、お友達と意見が合わなかったり、はじめての場所で緊張したり、本当は自分がやりたかったのにできなかったり、なぜだかお友達が沈んでいたり、飛び跳ねていたり…。
イベント当日はもちろんのこと、当日を向迎えるまでの時間でも、子どもたちはいつも以上に様々な感情を経験しているのです。
関わる人間が増え、非日常の経験となれば、その分子ども達が味わう感情も広がるということ。
そのことが、子どもたちを大きく成長させていきます。
子どもの可能性は無限大ですね。
私たち大人は、子どもによって、力量を高めさせてもらっているのだと思います。
KEAプログラムコーディネーター
江藤真規
https://saita-coordination.com/
株式会社サイタコーディネーション代表取締役
(サイタコーチングスクール主宰)
博士(教育学)
アカデミックコーチング学会理事
公益財団法人民際センター評議員
一般財団法人教育振興財団理事
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