子どもを育てる魔法の言葉「まあ、いいか！」

こんにちは！Kobe English Academy の事務局です。

明日は4月１日月曜日、新学期の始まり、そして新K1さんの入園式です。

どんな１年が待っているかな？

新しい制服に身を包んだ子ども達が登園してくるのが楽しみです。

さて今回は、子どもを育てる魔法の言葉「まあ、いいか！」です。

KEAのペアレンティング講座でお世話になっている江藤真規先生のコラムです。

子どもを育てる魔法の言葉「まあ、いいか！」

仕事も子育ても頑張る。

今どきの親御さんは、本当に忙しい日々を過ごしていると感じます。

仕事をしているからこそ、子育ては完璧に行いたい。

今どきの親御さんは、大切なお子さまの環境づくりに、妥協ゼロで取り組んでいる様子です。

しかし、ご自分の心の状態はどうでしょうか。

ご自分の心は、日々の生活を楽しんでいますか？

妥協も必要？

「仕事も子育ても頑張る」。

これを持続可能とするためには、「自分」を不在としないことが大切です。

少しの期間だったら、張り詰めた気持ちでも頑張れるかもしれませんが、子育ては長期的ないとなみ。自分の心の状態にも、目を向けてあげませんか。

大きすぎるストレスで、眠りが浅い、食欲がない等を感じるときには、自分のための時間を是非とも確保してください。

「やらねばならないことがあって、そんなことはできない」という場合には、次の言葉が役立ちます。

「まあ、いいか！」

より、高い成果を求めるためには、賢く手放すことも必要です。

日常にメリハリを付けるイメージで、ここは「絶対妥協しない」。

けれども、ここは「まあ、いいか！」と。

「やらねばならない」という責任感だけで動いていくと、どこかで歪みが出てきてしまいかねません。

「まあ、いいか！」と、実際に声に出してみれば、きっと心が軽くなるはずです。

「語尾」を変えると気分が変わる

一人ひとりに異なる個性があるように、大切にする価値観も、人によって異なります。

「妥協は絶対に嫌！」ということだってあるでしょう。

そんなときには、「語尾を変える」のがおすすめです。

「〇〇しなければならない」という言葉を、「○○しよう」に置き換えます。

「掃除をしなければならない」を「時間になったから掃除しよう」に。

「早く帰らなきゃ」を「早く帰ろう」に。

たったこれだけのことですが、「自分で選択している」という気持ちが高まると、心の負担は軽減傾向に。

無意識に、「子どものために」と感じていた気持ちが「自分がやりたいことだから」に置き換わるのかもしれません。

「誰かのために」という気持ちは、よい成果が出ている時には問題ないのですが、よくない成果が出始めた時に、ひどく自分を落ち込ませてしまいます。

「私がこんなに頑張っているのに、なぜこの子は言うことを聞かないのか…」と。

被害者意識を減らすためにも、「〇〇しよう」に、語尾を変えるのはおすすめです。

頑張りすぎているかな…、と少しでも感じることがあったなら、

「まあ、いいか！」と言ってみる。

「〇〇しよう」に変えてみる。

一度試してみてくださいね。