本の森でつながる・広がる  KEA English Story Time -Curious Readers-vol.2

教育コラム

本の森でつながる・広がる  KEA English Story Time -Curious Readers-vol.2

「こども本の森 神戸」を知っていますか?

「こども本の森 神戸」は、建築家の安藤忠雄さんによる寄附で誕生した、子どものための文化施設。対象年齢にしばられず、子どもが自由に本とふれあうことができる、とっても素敵な施設です。

「こども本の森 神戸」は、次の5つのコンセプトを大切にしているそうです。

1. 命の大切さと震災の教訓の継承
2. 公園の自然の中から生まれる好奇心
3. 自由な空間と体験で育む創造力
4. 神戸の歴史・文化との出会い
5. 世代間とウォーターフロントへのつながり

まさしく神戸ならではのコンセプト。子どもたちを中心とした「広がり」を大切にしていらっしゃる姿勢が伝わってきます。

子育てとは、皆で行う営みです。私たちKEAは、スクール生のご家族とのつながりはもちろんのこと、神戸という地域に住まう、地域の子育てご家族との接点も大切にしたいと願っています。「こども本の森 神戸」という素敵な施設を利用させていただき、地域社会とのつながりができれば・・・と考え、今回2度目となるイベントを開催させていただくに至りました。

◎こども本の森 神戸
https://kodomohonnomori-kobe.jp/about

 

英語のおはなし会

今回開催させていただいたのは、「英語のおはなし会」。昨年に引き続き2度目となるイベントです。

◎英語のおはなし会
https://kodomohonnomori-kobe.jp/1624

 

今回の「英語のおはなし会」には、赤ちゃんから小学生まで、70名近くにも及ぶ親子さまがご参加くださいました! KEAからも、Roger, Mike, Asa, Aika, Mamiの5名が参加。

実はKEAでは、ほぼ毎月何かのイベントを行っているのですが…、私たちはイベントを、運営側が「届けるだけでなく、ご参加くださった皆様と「いっしょにつくっていく場」と捉えています。

ですから、私たち運営側もしっかりと準備をしつつ、何が起きるかわからない当日を、ドキドキ、ワクワクとむかえます。お陰様で今回も、ご参加くださった皆様と、賑やかに大盛り上がり。大変楽しい時間を皆さまとご一緒に作ることができました。

ちなみに「英語のおはなし会」の目的は、英語の絵本、絵本の世界を通じて、多文化を体験すること。子ども期から、多様性や多文化を知る機会はとても重要と考えており、私たちが持つ人材や経験というリソースで、地域のご家族に多文化を経験していただきたいと願い、開催に至りました。

当日の様子はこちらから↓

本の森
https://www.instagram.com/p/Cuv3YUzLWmB/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
KEA
https://www.instagram.com/p/CvJb6KcJMMK/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

当日の内容を少しご紹介しますね。

まずは、子どもたちに大人気のHead shoulder knee and toeの曲でウォームアップ。ゆっくり〜速くと、スピードに変化をつければ、子どもたちは大喜び。これで、英語という空間に入る準備が整います。

次に、Roger先生と本の森の館長さんが「We found a hat」、「みつけてん」の絵本を1ページずつ、英語と日本語で交互に読み合いました。英語と日本語が交互に聞こえてくるという、ちょっと非日常の体験です。館長先生は生粋の関西人。ネイティブの先生の英語と、ネイティブの関西弁が交互に飛び交うという、とてもユニークな読み聞かせでした!

その後は英語の絵本「Yummy Yucky」の読み聞かせを、Mike先生が行いました。この絵本は、KEA の子ども達も大好きな絵本です。例えば、

 Burger is yummy!(ハンバーガーはおいしい!)

 Booger is yucky!(鼻くそはおいしくない!)

子ども達はこういった言葉に敏感に反応!楽しいからこそ、引き込まれていきます。Mike先生も仕草や表情を変えて絵本を読んでくださるので、子ども達やお家の方々も大笑いです。また、日本人ではなかなかできないちょっとした発音の違いも綺麗に表現してくれるので、大人にとっても興味深い内容でした。

更にその後は、様々なボキャブラリーカードを紹介しました。子ども達が前に出て発表する形でYummy な物、Yucky な物をお披露目していきました。子どもたちの姿、発言に、大人はびっくりすることが沢山。子どものことって、知っているようで、知らない部分が沢山あるのかもしれません。

最後は、ネイティブの先生に顔を合わせて、Thank you!を伝えます。先生からは、シールとスタンプカードを子どもたちに手渡します。小さな交流は、きっと子どもたちの記憶に刻まれることでしょう。みんな、満足そうにニコニコな顔で帰っていく様子がとても印象的でした。みんなまた一つ、楽しく成長しましたね。

地域に根ざしたスクールでありたい。次回はハロウィンの頃のイベントを企画しています!

子ども期こそ本に親しもう

今どきは、子どもがスマホでユーチューブを見ている光景も、珍しくはありません。忙しい子育てには、スマホは欠かせないツールとなっているのも確かです。子どもが公共の場で騒いでしまった時などには、綺麗事なんて言っていられない!動画は、すぐに子どもを静かにさせるための魔法のツールでもあるので、「見せてはいけない」という考え方では、親御さんが疲弊してしまいます。

しかし、それでも、本との接点は作っていただきたいのです。温かみのある紙、温かみのある絵や文字、これらが作り出す「本の世界」は、テンポの早い動画が作り出す世界とは、また異なります。一つの絵から想像される世界は、どれだけ広いことでしょう。

ページをめくる時のドキドキ感。これは、人がその時々の子どもの様子をみながら作り出す行為であり、自動的に場面展開がなされる動画とは、やはり異なるものなのです。もちろん、音だって異なります。一人ひとりの子どもたちの様子をみて、表情や姿を捉えたうえで表出される声には、すでに決まった音声が埋め込まれた動画とは、やはり異なる価値があるでしょう。心地よい声を聞きながら、子どもの心の中では、絵本との対話が始まりそうです。

今、子どもたちの本離れが進んでいるといいます。もっと言うなら、「読む・書く」という行為から、子どもたちが離れていってしまっているという課題もあるようです。幼児期にこそ、本に触れる機会をたくさん作れるといいですね。本を楽しむ時間は、親子の時間。本を広げて、豊かな親子時間をお過ごしください。

記事執筆
江藤真規
https://saita-coordination.com/

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