ついつい言い過ぎてしまう…「子どものプレッシャーにならない期待の仕方とは?」

神戸のプリスクール【KEA】について
【2024年度】生徒募集のご案内

 

こんにちは!Kobe English Academy 事務局です

気が付けば、8月も終わりですね。暑かった夏の日差しは、そろそろ終わりでしょうか。この厳しい夏の間、皆さまお変わりなく、元気で過ごされましたでしょうか。

Kobe English Academyは、3期に分けて開講したSummer Schoolも無事に終え、日常が戻ってまいりました。Summer Schoolに参加してくれた皆様ありがとうございました。夏の良い思い出ができていたら嬉しいなと思います。中には、「楽しかったので、After SchoolやSaturday Schoolも見学してみようかな」というコメントもいただいています。

Summer Schoolは、毎年、年少から小学校低学年のお子さまを対象に7月末から8月中旬にかけて実施しています。子どもは、ひと夏超えると心身ともにぐっと成長するなと感じています。きっとスクールでの夏のこの経験も、次へのステップとなっていることを期待しています。また来夏お待ちしています!!!!

さて今回のブログは、江藤真規先生のコラムから
『ついつい言い過ぎてしまう…「子どものプレッシャーにならない期待の仕方とは?」』です。
ぜひご一読ください。

KEAのペアレンティング講座でお世話になっております江藤真規先生のコラムです。

こちらのブログは、KEA at home(KEAのオンラインスクール)でご紹介したものになります。

(https://online.kobe-english-academy.com/2022/07/26/pressure/)

「ついつい言いすぎてしまう…。  子どものプレッシャーにならない期待の仕方とは?」

 

物事は全て表裏一体。

一つの現象に対して、良い見方もあれば、悪い見方もできます。

子育てもそう。

最近どうもうちの子、元気がないみたい…。

一つのこの現象に対して、親はあれこれ考えます。

 

・私が叱りすぎているかな?

・友達とうまくいっていないかしら?

・新しい先生が合っていない?

 

子どもには育つ力があるのですが、

「失敗をさせないように」と思ってしまうと

ついつい転ばぬ先の杖をついてしまいます。

 

ここは、意識して

「かわいい子には旅をさせよ」マインドをもって

子どもを見守る姿勢を意識したいものです。

 

しかし、なぜ親は「失敗させないように」と思ってしまうのでしょう。

 

もちろん、子どもが大切で、可愛くて…というのもあるでしょうが、

もう一つ、育児書等にて頻繁に紹介される子育ての知識が、

子育て中の保護者の方々を苦しめているようにも思います。

 

かつては地域社会で他児を見る機会がたくさんありました。

 

・子どもなんて、皆わがままを言うもんだ

・今泣いていても、そのうち機嫌がなおるはず

・小学校に上がれば、皆できるようになる

 

他児を見て、我が子のこの先の見通しがたてられれば

不安はかなり軽減されます。

 

しかし、今の社会にはそれがなく、

一方的に発信される情報を受け取るのみ…。

 

そこに書いてある

「◯歳児のあるべき姿」

「親としてのあるべき姿」を見すぎてしまえば、

当然不安が沸き起こってしまいます。

 

そして、そこから始まるのが、

不安から始まる「言いすぎ」現象。

 

「どうしてできないの?」と

ついつい、ガミガミ言いすぎてしまう…という現象です。

背景には、我が子の子育てなのに

見知らぬ誰かからの知識・考えに

縛られ過ぎてしまっている状況もあるように感じます。

「親の期待」っていけないの?

今どきの社会にある、複雑化した子育てには、

「やってはいけない」がつきものです。

 

「叱ってはいけない」

「褒めすぎてもいけない」

「叱ってもいいけど、怒ってはいけない」

 

確かに、全てその通りなのですが、

これでは何をやってもいけないように感じてしまいます。

 

やってはいけない…として、

「期待し過ぎてもいけない」

こんなことも言われるようになりました。

背景には、追い詰める親から受ける弊害があるのでしょう。

 

確かに、子どもの気持ちや思いを全く尊重せず、

全てを親がコントロールしてしまうことはよくありません。

しかし、お子さんを最も良く知っているのは親御さんでしょうし、

子育ての方針も親が決めていくものです。

 

子どもの幸せな未来を想像し、

こうなって欲しい…と願うこと、

つまり、子どもに期待すること自体は全く悪くはないのです。

 

実際、人は期待されるから、

その期待に応えようと頑張ることができますし、

期待されることにより、視野が広がり

新たな世界が見えるようにもなります。

 

期待も適度なものなら、

子どもにとってよい刺激となるということです。

行きすぎず、適度な期待に保つための工夫

 

いい塩梅、いい加減という言葉があります。

何にせよ、行き過ぎは禁物。

適度な量を保つことが重要です。

 

子どもへの期待を、適度な量にするための工夫として、
以下の3つをご紹介しましょう。

 

・まずは子どもの気持ちを尊重し、受け止める

・ 子どもをよく見る

・「伝え方」を工夫する

 

・まずは子どもの気持ちを尊重し、受け止める

 

「子どもの気持ちを尊重する」は、子育てにおいて

恐らく一番重要なこと。

 

自分の気持ちが大切にされなければ、

いくら「あなたのため」と言われても、

大きなお世話となってしまいます。

 

子どもの気持ちと、親としての思いが異なる場合でも、

「この子はどう感じているんだろう」という視点を持ち、

「あなたは、そう考えているのね」と

 

まずは子どもの気持ちを受け止めましょう。

 

親の気持ちを伝えるのはその次です。

 

・ 子どもをよく見る

 

まだ語彙力も、表現力も乏しい子どもは

自分の気持ちを的確に表現することができません。

 

また、親への気遣いから、

言いたいことを言えないケースも良くあります。

 

子どもをしっかりと見ましょう。

見ていれば、表情から、姿勢から、

子どもの気持ちが伝わってきます。

 

子どもをよく見て、子どもの気持ちを察し、

その上で、親の気持ちを伝えていきましょう。

 

・「伝え方」を工夫する

 

コミュニケーションのゴールは

「何を言ったか」ではなく

「何が相手に伝わったか」です。

 

子どもへの期待を一方的に熱く伝えても、

恐らく相手(子ども)には、親の真の気持ちは伝わりません。

 

また、どうしても伝えたいことになると、

「そうしないと大変なことになる」と不安や恐れをあおったり、

「そうしなければならない」と「べき論」で

封じ込めたりすることもあるでしょう。

 

しかし、これでは子どもは自分の気持ちや感情に蓋をし、

親には何も言わなくなってしまいます。

やはり、親の気持ちは伝わりません。

 

親の願いは、

「お母さんはこう思うの」

「お父さんはこういう世界が好きだな」と、

そのまま伝えることが大切です。

 

その上で、お子さんはどのようなことを考えているのか、

「あなたはどう思う?」と、

思いを引き出すサポートをしてあげましょう。

 

子どもなりに自分の気持ちを示すことができれば、

コミュニケーションは双方向となり、

親の気持ちも子どもに届きやすくなるはずです。

 

今の社会、子育てにはいろいろな難しさがありますが、子どもには育つ力があります。

そして、子どもとともに親力も日々更新されているはずです。

 

ご自身を信じて、

お子さんを信じて、

より良い未来を創造していってください。

 

記事執筆 
KEAプログラムコーディネーター
江藤真規

https://saita-coordination.com/

株式会社サイタコーディネーション代表取締役
(サイタコーチングスクール主宰)
博士(教育学)
アカデミックコーチング学会理事

公益財団法人民際センター評議員
一般財団法人教育振興財団理事

いかがでしたでしょうか。

「コミュニケーションの双方向」この状態をつくることがまず大事なんですね。この状態が保たれていると、親の期待も押し付けではなく、お互いが理解しあえるものになるということでしょうか。

スクールでは、先生方だけでなく事務局もお預かりしているお子さまに関わる機会が多いです。それぞれのお子さまに丁寧に向き合っていきたいと思います。

さて、KEAへのご入学のご案内です。

KEAへのご入学をご検討の皆様へ

さて、KEAでは、2023年度のDaily Classをご検討の皆様に向けて「Daily Class 2023 Online 説明会(一般の方向け)」を以下の通り実施いたします。

ご希望がございましたら、スクールまでお問合せください。
TEL:078-392-7017     Mail : kobe.english.academy@gmail.com

2023年度【Daily class】募集要項

出願対象年齢 K1(3歳児) 2019年4月2日~2020年4月1日生まれ 15名
K2(4歳児) 2018年4月2日~2019年4月1日生まれ 若干名
K3(5歳児) 2017年4月2日~2018年4月1日生まれ 若干名
保育時間 平日月曜日~金曜日、8:30~14:30の通学コースです。


KEAの充実したカリキュラムで、年少~年長の3年間、次のステップへのバランスの良い基盤を作っていきます。

願書提出期間 ◇1次募集 2022年6月1日(水)~10月29日(土)
◇2次募集 2023年1月6日(金)締切
【キャンペーン】
ご兄姉が、KEA会員の方は、ご入学金を50% off
その他、早割キャンペーンなどもございます。各種資料をご請求下さい。
願書提出内容と方法 Application form(入学願書)を郵送または、スクールにご持参などの方法でご提出ください。

11月の選考会にご参加の際には、事前にApplication fee 登録料20,000円(税抜)のご案内をさせて頂きます。

入学トライアル ◇1次 2022年11月10日(木)
◇2次 2023年 1月18日(水)
入学選考 入学トライアル後、内定者を通知させていただきます。
ご入学を決定されましたら、ご案内期日までにAdmission fee(入学金)をお納めいただきます。
入学説明会 2023年2月4日(土)オンラインにてKEA入学説明会を予定しています。
※終了いたしました
必要な追加書類や用品のご説明、お子様のアレルギー、性格などのヒアリングをさせていただきます。
入学 2023年4月開講

Baby Class, After Class, Saturday Classも募集しています。お気軽にお問合せください。募集内容は、以下のURLにてご案内しています。https://kobe-english-academy.com/

*またKEAは、神戸市の認可外無償化対象施設になっています。

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