Halloween Partyを振り返る
Halloween Party を振り返る
今年も行いました、Halloween Party!
今回のブログでは、今年のHalloween Partyを振り返り、個々の子ども達には、そしてスクールという集団には、どのような成長があったのか、探ってみたいと思います。
Halloween というと、当日の楽しさはもちろんのこと、当日までの準備にも、面白さやワクワク感が詰まっています。
子ども達は「何になろうか」と、なりたい自分を見つけることから始め、コスチュームをどう準備するか、イメージを膨らます。
買うのもよし、作るもよし。
自分がどんな風に過ごしたいか、想像力を働かせるところから、Halloween の準備は始まります。
そして当日。
子どもは「その日だけの特別な自分」になりきり、いつもとは異なる時間を大いに楽しみます。
友だちの仮装に驚き、先生たちの本気の仮装にはちょっとびっくりしたり、怖かったり。
特別な時間には、特別なことが起こったりするものです。
Halloween partyを成功させるか否かは、私たちスクールスタッフの準備次第といっても過言ではありません。
一人ひとりの子ども達が危険なく、そして思いっきり楽しめるような環境を、スタッフ全員で念入りに準備します。
そんな舞台の裏側には、多様性に富んだスタッフの個性や資質が大いに生きていて、準備期間を通して、スタッフ同士の相互理解も進んだりします。
さてさて今年のHalloween はどうだったか。当日の様子はこちらからご覧ください。
イベントは誰のため?
ここで一つ考えたいことがあります。
それは「イベントは誰のため?」ということ。
幼少期のスクールイベントでありがちなのが、「子ども達の成果の発表会」に偏ってしまうということです。
言い換えると、子ども達がどんなことができるようになったか、その成果を保護者に見て頂くためのイベントになってしまうということです。
「保護者のため」ということもできるでしょう。
保護者のためのイベントとなってしまうと、目指すゴールが変わってしまいます。
・全ての子どもが同じことができるようになる。
・発達段階にふさわしい(あるいはそれを超えた)ことができるようになる。
しかし、これは本来のスクールイベントのゴールではありません。
イベントとは、「子どものため」のものであり、保護者には、成果ではなく、日常の子どもの様子や家では見ることができない子どもの姿を見て頂く、これが向かっていくべき方向です。
Halloween Partyは、大人も子どもも楽しめるイベント、皆が楽しめるイベントです。
しかし、スクールが主宰する以上、「子どものため」であるという事実から離れないように考えていくことが大切です。
Halloween Partyのねらいと子どもの成長
スクールの活動には、一つひとつ「ねらい」があります。
ちょっとしたあそびにも、あそびとあそびのつなぎの時間にも、それぞれ目指す「ねらい」があります。
今回のHalloween Partyのねらいは、
・イベントを通して季節や異文化を感じる
・コスチューム選びや製作を通して親子の対話や関わりを増やす
・異学年の子ども、友だちの親御さんと顔を合わせ、会話をする
・保護者同士が交流するきっかけをつくる
としました。
たくさんの人が集まる場であるイベントには、いつもとは異なる人間関係があるものです。
そんな人間関係の育ちも視座にいれ、また、なかなか送迎時には顔を合わせることが難しい保護者さまにとっては、他の保護者さまと交流する機会になったらいいな、という思いも含めました。
では、実際には子ども達にはどのような成長があったのでしょうか。
ここには書ききれないほど、多くの成長がありました。
Halloweenについての知識が増えるとともに、季節についても考えることができました。
またKEAの独自性として、スタッフの多様性が挙げられます。
海外出身のネイティブの先生たちとの交流では、予想外の展開があったり、海外の文化に触れることができたり。
自分で責任を持つ機会もたくさんありました。
参加くださるお父さん、お母さんのためにと、頑張る機会もありました。
驚きあり、楽しさあり、広がりあり。
いつもとは異なる学びを皆が体験し、大きな成長があったと感じます。
子ども同士の交流も、非常に活発だったと振り返ります。
どうすればもっと楽しくなるか、どうすれば皆が楽しくなるか。
仲間に入れていない子を誘ってみたり、ふざけ過ぎてしまっている子には注意したりと、皆で楽しんでいこうという意識が、子どもの中にしっかり育っていることを確認できました。
今だからこそ必要な「つながりの場」
少子化、子育ての孤立化と、子ども達を取り巻く環境からは、人と人とが交流する場面が減少傾向にあると感じます。
もしかもすると、スクールが唯一の、子ども同士の交流が叶えられる場かもしれません。
子ども同士、子どもと保護者、子どもとスタッフ、こういったつながりにこそ、子どもの成長のきっかけがあるのかもしれません。
今後も、つながりの質を高めるため、「子どものため」のイベントを行っていきたく思っています。
KEAプログラムコーディネーター
江藤真規
https://saita-coordination.com/
株式会社サイタコーディネーション代表取締役
(サイタコーチングスクール主宰)
博士(教育学)
アカデミックコーチング学会理事
公益財団法人民際センター評議員
一般財団法人教育振興財団理事
KEAへのご入学をご検討の皆様へ
2024年度【KEA Junior】募集要項
対象年齢 | 2021年4月2日〜2022年4月1日生まれ |
保育時間と定員 | ・週5日クラス ・週3日クラス(水木金) ・週2日クラス(月火) *時間は、全て8:45~14:45(ランチは、スクールから提供) *各クラス定員8名(最大定員16名) 残席は、少なくなっています。 |
願書提出期間 |
1次締め切りは、終了しましたが、引き続き願書を受け付けています。 |
願書提出内容と方法 | Application form(入学願書)と事前のアンケートを郵送または、スクールにご持参などの方法で、ご提出ください。
1月の選考会にご参加の際は、事前にApplication fee 登録料20,000円(税抜)のご案内をさせていただきます。 |
入学トライアル | 1月にも予定しております。 |
その他 | 制服:上はスクールTシャツを着用、下は自由(動きやすいもの)
ランチ:スクールから提供 振替:ご家庭の都合による欠席、病気等振替は行いません。(1か月以上の病欠等考慮) Junior生でKEAへのDaily Classへの進級をご希望の場合は、スクールがご案内する選考会及び入学金は免除になります。個別の面談は実施することがあります。 |
KEA Junior : https://littlesprouts.website/
2024年度【Daily class】募集要項
出願対象年齢 | K1(3歳児) | 2020年4月2日~2021年4月1日生まれ | 16名 |
K2(4歳児) | 2019年4月2日~2020年4月1日生まれ | 若干名 | |
K3(5歳児) | 2018年4月2日~2019年4月1日生まれ | 若干名 | |
保育時間 | 平日月曜日~金曜日、8:30~14:30の通学コースです。
KEAの充実したカリキュラムで、年少~年長の3年間、次のステップへのバランスの良い基盤を作っていきます。 |
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願書提出期間 | ◇2次募集 2024年1月5日(金)締め切り ご兄姉が、KEA会員の方は、ご入学金を50% off その他、早割キャンペーンなどもございます。各種資料をご覧ください。 |
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願書提出内容と方法 | Application form(入学願書)を郵送または、スクールにご持参などの方法でご提出ください。
体験入学&選考会にご参加ご希望の場合には、事前にApplication fee 登録料20,000円(税抜)のご案内をさせて頂きます。 |
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入学トライアル | ◇2次 2024年1月23日(火)◇最終 2024年2月26日(月) |
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入学選考 | 入学トライアル後、内定者を通知させていただきます。 ご入学を決定されましたら、ご案内期日までにAdmission fee(入学金)をお納めいただきます。 |
Baby Class, After Class, Saturday Classも募集しています。お気軽にお問合せください。募集内容は、以下のURLにてご案内しています。https://kobe-english-academy.com/
*またKEAは、神戸市の認可外無償化対象施設になっています。
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