こんにちは!Kobe English Academy 事務局です。
昨日(7月1日)は、フィールドトリップで、「神戸市立神出自然教育園」へ行ってきました。
こちらの施設は、広大で子ども達のための学習プログラムがたくさん用意されています。今回、KEAの子ども達は「作物の学習」「自然観察」に参加させていただきました。
その時の様子が、神戸市立神出自然教育園のホームページでも掲載されていました。よろしければご覧ください→神戸市立神出自然教育園
KEAでは、日ごろからIBL学習として、子ども達の「なぜ?どうして?」を大切に探求学習の時間を設けています。こちらの自然教育園のプログラムは、子ども達にとっては、どのプログラムもワクワクするものばかりだと拝見していました。
暑い中でしたので、先生方は、子ども達の体調にも細心の注意を払い、無事に終えることができました。ご家庭でも子ども達がいっぱいお話をしてくれているといいなと思います。
さて今回のブログは、江藤真規先生のコラムから
「勉強をしなさい!と言いたくない ~子どもが自ら勉強に向かうには~」です。
ぜひご一読ください。
KEAのペアレンティング講座でお世話になっております江藤真規先生のコラムです。
こちらのブログは、KEA at home(KEAのオンラインスクール)でご紹介したものになります。
(https://online.kobe-english-academy.com/2022/06/29/study/)
「勉強をしなさい!と言いたくない ~子どもが自ら勉強に向かうには~」
子どもにガミガミ言いたくない…、こう願う親御さんは多いはず。
私が一つひとつ指示しなくても、
自分から動いて欲しい。
私が決めたことではなく、
自分で決めて欲しい。
自分で選んで欲しい。
特に、最近の子育てにはこのような価値観が多くあるように感じます。
恐らく背景には、社会や教育の変化があるのでしょう。
子どもの主体性を意識することは、とても重要と感じます。しかし、子どもに任せようと思っても、
なかなか子どもは「親の思うようには」動かず、
結果ガミガミ…となってしまいます。
子どもの主体性をはぐくむ子育てには知恵と工夫が必要ということ。
家庭でできる工夫をみていきましょう。
「子どもの主体性を育む」とは
子どもの気持ちを大切にする/尊重する行為です。
そこには子どもの責任も伴います。
もちろん、親の意見を押し付けることとは異なりますが、
「子どもの主体性を育む」=「何も言わずに放任する」とも異なります。まだまだ経験や知識の少ない子どもに対しては、
親の側で、子どもが多様な経験ができるよう
環境を整えていく必要があります。
環境を整えた上で、あとは子どもに任せよう。
このような働きかけが、子どもの主体性を育むためには大切です。
では、勉強に関しては?
どうすれば主体的に取り組ませることができるのでしょう。
・毎日親の隣に座らせ、先生さながら勉強をみていく、評価をしていく、
・やることもやる内容も親が全てコントロールする・・・これらは親のコントロール下にある勉強です。
主体的とは言えません。・「そろそろ勉強の時間だよ〜」
この声掛けだけをして、あとは勉強してもしなくても放置しておく、
・例え望ましい状態でなくても、子どもが決めたことだから…と親は関与しない、
これらはどうでしょうか。もしも、子どもに多くの知識・経験があり、
その上でこの状況を子どもが選んでいる場合はよしとして、
まだ、知識も経験も乏しい子どもに対しては
この関わりはおすすめ出来ません。では、子ども自らに勉強に向かわせるようにするためには、 どうすればいいのでしょうか。
◎子どもに質問をする
子ども自身にゴールを意識させるのはおすすめです。
「今日一番頑張るのは何にする?」「日曜日までにどこまで進めようか?」
子どもに目的地と時間軸を意識させてみれば、
今、何をやったらいいかが分かるようになり、
自ら動くエネルギーが湧いてきます。しかし、子どもなりに目標はあるものの、
なかなか進めない場合もあるでしょう。そんな時には、
「富士山で言うと、今何合目にいる?」等、
自分の現在地を把握する質問をしてみましょう。
現在地がわかれば、これからやることが見えてきます。多少なりとも、すでにゴールに向かって進んでいる自分を意識することができれば、前向きな気持ちになるかもしれません。
◎最初の一歩は一緒に進む
子どもに上記のような質問をしても
なかなか答えが返ってこないこともあるでしょう。
0から1に動くためには、
とても大きなエネルギーが必要ですので、
今、心が0地点にいる場合には
なかなか前向きな気持ちが出てこないのも当然です。そんな時には「一緒に」がおすすめです。
子どもにあった教材をみつけ
一緒にやってみようか…と促す。
教材探しから子どもと一緒に行うのも楽しそうですね。
0から1に進むところは親子で一緒に…。何をやったらいいのか、どうすればいいのか、
やり方がわかれば子どもは自走していくはずです。
自走できる地点まで、親子で一緒に進むことができれば
その後はきっと楽しく、子ども自らが進んでいくことでしょう。子どもの主体性を育むためには、
子どもに任せることが大切です。
しかし、任せるまでには、
少しだけ足場をかけてあげましょう。子どもの気持ちを尊重して、
優しい足場をかけれれるのは、
日常を共にする親だからこそできることかもしれません。
記事執筆
KEAプログラムコーディネーター
江藤真規
https://saita-coordination.com/株式会社サイタコーディネーション代表取締役
(サイタコーチングスクール主宰)
博士(教育学)
アカデミックコーチング学会理事
公益財団法人民際センター評議員
一般財団法人教育振興財団理事
いかがでしたでしょうか。「親だからこそできる」ことがここにもう一つありました。「少しだけ」足場をかけるための時間を作って子どもに寄り添い、そしてこの「少しだけ」を積み重ねていくとしっかりとした丈夫な足場をかけてあげられるような気がしました!
KEAへのご入学をご検討の皆様へ
さて、KEAでは、2023年度のDaily Classの入学ご希望者の願書を受け付けています。また、今年度もまだ若干名ご入学が可能ですので、資料等ご希望でしたら、お問合せください。
Baby Class, After Class, Saturday Classも募集しています。お気軽にお問合せください。募集内容は、以下のURLにてご案内しています。https://kobe-english-academy.com/
2022年度【Daily class 】募集要項
出願対象年齢 | K1(3歳児) | 2018年4月2日~2019年4月1日生まれ | 15名 残席分のみ随時受付 |
K2(4歳児) | 2017年4月2日~2018年4月1日生まれ | 定員のため待機生徒のみ受付 | |
K3(5歳児) | 2016年4月2日~2017年4月1日生まれ | 若干名 | |
入学 | 2022年4月開講 |
2023年度【Daily class】募集要項
出願対象年齢 | K1(3歳児) | 2019年4月2日~2020年4月1日生まれ | 15名 |
K2(4歳児) | 2018年4月2日~2019年4月1日生まれ | 若干名 | |
K3(5歳児) | 2017年4月2日~2018年4月1日生まれ | 若干名 | |
保育時間 | 平日月曜日~金曜日、8:30~14:30の通学コースです。
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願書提出期間 | ◇1次募集 2022年6月1日(水)~10月29日(土) ◇2次募集 2023年1月6日(金)締切 ご兄姉が、KEA会員の方は、ご入学金を50% off その他、早割キャンペーンなどもございます。各種資料をご請求下さい。 |
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願書提出内容と方法 | Application form(入学願書)を郵送または、スクールにご持参などの方法でご提出ください。
11月の選考会にご参加の際には、事前にApplication fee 登録料20,000円(税抜)のご案内をさせて頂きます。 |
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入学トライアル | ◇1次 2022年11月10日(木) ◇2次 2023年 1月18日(水) |
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入学選考 | 入学トライアル後、内定者を通知させていただきます。 ご入学を決定されましたら、ご案内期日までにAdmission fee(入学金)をお納めいただきます。 |
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入学説明会 | 2023年2月4日(土)オンラインにてKEA入学説明会を予定しています。 必要な追加書類や用品のご説明、お子様のアレルギー、性格などのヒアリングをさせていただきます。 |
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入学 | 2023年4月開講 |
*本年度2022年(随時)及び2023年4月ご入学のスクール見学、願書提出をご希望の方は、078-392-7017までお問合せ下さい。
*またKEAは、神戸市の認可外無償化対象施設になっています。
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