こんにちは!ブログ担当しています、Ms.Yamadaです!
皆さん、「Inquiry Based Learning」(IBL)ってご存知ですか?
日本語では「探求学習」と呼ばれています。
近年、変化の目まぐるしい社会を生きる子ども達に「生きる力」を身に付けることの重要性が言われています。特にこのコロナ禍において、今までの日常が一変し、その力の必要性が高まりましたね。
その「生きる力」を育てるために、「Inquiry Based Learning(IBL)」、「探求学習」が注目されています。
では、その「生きる力」はどのようなもので、IBLのレッスンを通して、どのようにして身に付けることができるのでしょうか。
このような疑問をお持ちの方にご参考にしていただけるブログです。
探求学習・Inquiry Based Learning(IBL)とは?
文部科学省では、探求型学習を「自ら学び自ら考える力の育成」と定義し、従来の習得型の学習と合わせて総合的な育成が必要である、としています。
(文部科学省HP: https://www.mext.go.jp/ 2022年1月現在)
今まで私たち保護者世代が学生の頃は、「どれだけ知識があるか」が重要視されてきました。
しかし、デジタル機器の普及により、知識の量ではなく、自ら課題や問題を見つけ、課題・問題に対して、生徒が情報を収集し、情報の整理・分析をし、結論をまとめたり、発表したりすることが求められるようになりました。
「生きる力」、つまり、どのような環境下でも自ら学び、自らが動く「主体性」が大切だということです。
KEAの「Inquiry Based Learning(IBL)」とは?
子どもは本来、主体性の塊です。
子ども達にとって生まれてから目にするものすべてが新しく、不思議で、様々なことに興味津々です。
しかし、残念ながら子ども達を取り囲む大人たちの都合で子どもの主体性が奪われていきます。
例えば・・・
一生懸命自分でご飯を手づかみで食べようとしている時に、スプーンで必ず食べさせようとする、もしくは食べられないから食べさせる。
「なんで?」と聞かれて、めんどくさくなって「なんでも」と答えてしまう。
意外と子育てあるあるではないでしょうか??
こんなことを書いている私でも、忙しい時は子どもの主体性を奪ってしまうようなことばかりです。(反省)
でも、安心してください。
KEAではそんな保護者の方々に代わって私たちが子ども達の「不思議」に向き合ってきます。
子ども達は不思議を見つける天才!
IBLのレッスンでは、エデュケイターたちがレッスンを用意し、教えるのではありません。
先生たちは子どもと対話を通して「不思議」を見つけることから始まります。
そして、その「不思議」について一緒に情報を集めたり、分析をし、子ども達一人ひとりが感じたこと、思ったことを発表したり、まとめたりします。
つまり、私たちエデュケイターは「知識を伝授する先生」ではなく、「学びを支援するサポーター」です。
子ども達はIBLのレッスンを通して、「答え」を見つけるのではなく、「学ぶことへの楽しさ」を経験します。
学習意欲が高いとどうなるの?
小学生になると、ほとんどの小学校では一斉教育が始まります。
幼稚園や保育園とは違い、一日中イスに座り、黒板に向かっての学習スタイルです。
アクティブラーニングが推奨され、保護者世代が子どもの頃に受けていた授業とは少し変わってはきていますが、それでもまだ一斉教育が一日のほとんどの時間を占めています。
そして、小学生のお子さまを育てていらっしゃる保護者の方からのご相談で多いのが、「宿題をしないんです。」「勉強をしないんです。」です。
その理由は、宿題や勉強をする環境が整っていない、問題が難しすぎて理解できないなど、多様ですが、そのうちの一つは「学習意欲がない。」です。
前述したように本来、知らないことを知る喜びを持っていた幼児期の子ども達が、「学ぶ」ことにネガティブな感情を幼児期に持ってしまうことで学習意欲が損なわれていきます。
「学習意欲」はすべての学びの土台です。
幼少期のうちにしっかりと育てましょう!
国語力はすべての学習の土台
小学校が始まると、国語、算数、生活(高学年では理科・社会)など、教科ごとの学習が始まります。
すると、保護者の中には算数が苦手なお子さまがいると、算数の力が弱い、数の概念ができていないなどと判断されがちです。
しかし、算数ができない=数や、図形が苦手とは限りません。
数や、図形は理解しているのにもかかわらず、問題の中で何を問われているのかわからず、まったく見当違いの計算や式を立ててしまうことがあります。
そして、それは算数だけに限らず、国語、算数、生活、理科、社会など、どの教科にも共通して言えることです。
そのため、幼少期はしっかりと母国語でのコミュニケーションをとおして、思考力を育ててあげることが大切です。
それは英語力にも関係してきます。
母国語でしっかりとコミュニケーションが取れる子は、英語の飲み込みも早い傾向があります。
ちなみに、KEAに入学する前に英語を学ばせる必要があるのかという質問には必ず、必要ありませんとお答しています。
もちろん英語教育をしていただくことは良いことですが、それよりも幼児期に大切なことは、保護者の方との愛着です。
日本語で良いので、たくさんコミュニケーションを取って、愛情を伝えてあげてください。
KEAのIBLではSTEAM教育を重視しています
STEAM教育をご存知ですか?
S= Science (科学)
T= Technology (技術)
E= Engineering (工学)
A= Art (芸術)
M= Mathematics (数学)
の頭文字を取ったものがSTEAM教育です。
近年、理数系離れが問題視されています。(理数系、文系と分けることが時代遅れですが…。)
しかし、世界を基準にすると、日本の理数系のレベルはすごく高いです!!
ただ、そこに自信と意欲が身についていないため、理数系離れが加速していると問題視されています。
IBLでは、様々な子どもの不思議に対して、STEAM教育活動を取り入れ、幼少期から興味を育てることで、今後の自信を育てています。「好きこそものの上手なれ」ですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
KEAが他のEnglish PreschoolやInternational Schoolと違う大きな点は、この探求学習(IBL)のレッスンかもしれません。
私たちは幼児期の子ども達にとって大切なことは、英語だけでなく子ども達の人間性や、これからの学びに対する土台作りだと考えています。
一緒に子どものいろいろな能力を引き出し、育てていきましょう!!!
KEAでお待ちいたしております!!
2022年度新入生第二次募集期間
出願対象年齢 | K1(3歳児) | 2018年4月2日~2019年4月1日生まれ | 残りわずか |
K2(4歳児) | 2017年4月2日~2018年4月1日生まれ | 定員のため待機生徒のみ受付 | |
K3(5歳児) | 2016年4月2日~2017年4月1日生まれ | 若干名 | |
願書提出期間 | 残席分のみ随時受付 キャンペーンご兄姉が、リトルスプラウト・KEA会員の方は、ご入学金を50% off |
||
願書提出内容と方法 | Application form(入学願書)を郵送または、スクールにご持参などの方法でご提出ください。 Application fee 登録料20,000円(税抜)につきましては、入学トライアル参加の方にお振込先のご案内をいたします。 |
||
入学トライアル | ◇随時、Pre-Kクラスへトライアルを受けていただいております。 |