こんにちは!ブログ担当しています、Ms.Yamadaです!
教育改革後の英語教育は、高校卒業するころにはCEFR B2以上を目標にしています。(文部科学省)
このようなお悩みをお持ちの方にご参考いただけるのではないかなと思います。
CEFRってなに?どのくらいのレベル?
CEFRってご存知ですか?
CEFRとは簡単に言うと、多種多様な英語力を測るテストがある中で、言語の習得状況を評価するための「ものさし」のことです。
つまり、いろいろある英語力を測るテストを共通でレベル分けしてくれる「ものさし」と思っていただければ簡単だと思います。
CEFRは、A1~C2の6段階で判断されます。その段階は以下のようになります。
A1 | 具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることができる。自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや、誰と知り合いであるか、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすることができる。もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助けが得られるならば、簡単なやり取りをすることができる。 |
A2 | ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に応じることができる。 |
B1 | 仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。 その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。 |
B2 | 自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。 |
C1 | いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細な文章を作ることができる。 |
C2 | 聞いたり読んだりした、ほぼ全てのものを容易に理解することができる。いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築できる。自然に、流暢かつ正確に自己表現ができる。 |
※文部科学省資料引用(https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/__icsFiles/afieldfile/2019/01/15/1402610_1.pdf)2021年3月8日現在
教育改革では、高校卒業と同時に、CEFR B2レベル以上を目標としています。
※文部科学省資料引用(https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/__icsFiles/afieldfile/2019/01/15/1402610_1.pdf)2021年3月8日現在
B2レベルとは、英検では準1級~1級レベルということになります。なかなか高いレベルが目標に設定されていると感じませんか?
しかし、B2は最低条件で、理想はCレベルです。
この程度のレベルがクリアできなくては、「世界の食卓から日本は消える」と言われています。
私自身も焦っています
先日、全国のレベルの高い塾のウェビナーに勉強させていただくため、お邪魔しておりました。
運営をされている先生方の話はとても勉強になり、そこに通われる生徒さんや保護者の方はおそらくとても志高く学習をされていることと思います。
その中でも、耳が痛かったことは、「日本人は語彙力が圧倒的に少ない」ということ。
はい、頑張ります(笑)
どのように英語力を身に付ける?
2020年度から、小学校でも3、4年生に「外国語活動」を、5、6年生には教科としての英語がスタートしました。
英語が早く学べる事には大賛成ですが、現実と理想は少し違うようです・・・。
残念ながら以前の日本の教科としての英語は、「読む・書く」を重要視した学習方法です。それだけでは「話せる英語」は身に付きません。しかし、今でも自分が習ってきたように英語を教えてしまう先生もいらっしゃるようです・・・。
小学校での「英語」が始まるまでの英語の身に付け方
言語は「四技能」に分けることができます。「聞く・話す・読む・書く」力です。
言語を学ぶ時は、この順番通りに学ぶことがとても大切です。
1、聞く力
教科としての「英語」が始まるまでにたくさんの「聞く」学習をされることをお勧めします。
母国語でも、まずは赤ちゃんが保護者からのたくさんの言葉がけを浴びて成長するように、たくさん「英語」を聞く機会を作ってあげてください。
2、話す力
空っぽのコップにたくさんお水を入れていくと、いつかあふれるように、たくさん英語を聞いていると、「話す」とまではいかなくても、声に出すことができるようになります。
英会話スクールなどに行くことができない場合、お家でCDやYouTubeを聞いて、シャドーイングするだけでも全然大丈夫です。
文章をシャドーイングを始めた時、日本人にとって難しい「R」や「Th」も、全然へたくそでいいんです!ついつい大人は良かれと思って発音を直したり、正しいことを言わせようとしてしまいがちですが、はじめはなんだっていいんです!まずは「慣れる」ことに目標を置いてくださいね!
3、読む力
子どもが英語の文字に興味を持ち始めたら、フォニックスを学習することで、より発音がきれいになり、「読む力」も身についてきます。
フォニックスとは、アルファベットが持つ「音」の学習で、簡単にいうとひらがなのようなものです。
フォニックスを学習することで、単語を丸暗記するのではなく、見たことのない単語でも読めるようになります。
4、書く力
最後に、手先の器用さや、興味・関心に合わせて「書く」ことにも取り組んでいきましょう!
お子さまの英語のレベルを知りたいがために、ついつ「読む・書く」でチェックしたり、「今なんて言ってる?」「この単語はどういう意味?」と聞かないでくださいね!!
4つの力を別々に学習するのではなく、子どもの興味・関心に合わせて取り組んでいくことがいいかと思います。
まずは子どもが「英語が好き!」と思えることが一番大切です!!
KEAでは高い英語力を身に付けて卒業を迎えます
ご家庭での英語教育と、日本の学校の英語教育だけでは不安と思われた方、ぜひKEAにお任せください。
KEAではテストのための勉強はしませんし、詰め込み教育でもありません。しかし、卒業生はみんな高い英語力をもって卒業を迎えます。
ちなみに、KEA(前Littel Sprouts English Preschool)を卒業してから公立の小学校に通い、1年程度のブランクを挟んだ、小学校2年生の娘は先日のTOEFL PrimaryではA2の成績をだしました。(英検準2級程度です)
どうしても、KEAを卒業し日本の学校へ進学すると英語に触れる時間は減ってしまいます。しかし、この低年齢でA2という結果を取っていたら、高校卒業するころにB2クラスというのはあまり高いハードルのようには見えないですよね♪
今回のまとめ
文部科学省の目標はとても素晴らしい目標だと思います。
しかし、大切なのは目標ではなく、そのプロセスがどうなっているのかです。
高い目標だけ掲げていても、そのプロセスが間違った方向に行けば遠回り、もしくは目標を達成することができなくなってしまいます。
「英語教育」は専門家にしっかりと教えてもらうことをおすすめいたします。
KEAでは、カリフォルニアで第二言語としての英語を教えた経験のある、元小学校の先生が考えた、日本人が第二言語として英語を学ぶためのカリキュラムをご用意しております。
子どもが英語に興味・関心を持つよう、スタッフが楽しい毎日を一緒に過ごす中、自然と英語が身につくように頑張っています!
ぜひ、KEAにいらしてくださいね!!
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KEAはこの4月からリニューアルオープンいたします。
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