子どもの英語教育 ー英語教育経験15年以上、一人娘をバイリンガルに育てる講師が教える英語教育ー バイリンガルに育てると母語も育つ!?

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こんにちは!ブログ担当しています、Ms.Yamadaです!

15年以上、子ども英会話教室で子ども達に英語を教えたり、インターナショナルスクールで日本語を教え、実際、一人娘をバイリンガルに育てている幼児教育の専門家が、英語が話せて当たり前の時代を生きていく子ども達に必要な英語力と生きる力を育てるための知識を紹介するブログ

 

 

早期英語教育をすることで、子どもたちの母語や他の能力の成長が遅れてしまうのではないかと心配される方も少なくないと思います。

 

☑ 早期英語教育の影響で発達が遅れてしまう!?
そのように、ご不安に思われる方にご参考にしていただけるブログです。

早期英語教育で母語の発達が遅れてしまうって本当?

 

これについては研究結果が出ています。

実は・・・・

まちがっています!!!

 

逆に、早期英語教育を正しく行うと、「言語」に対して興味を持つ子どもが多く、母語についても相乗効果で伸びるという研究結果があります。

 

※ただし、正しく行うということが大事。

 

今回は、「バイリンガル教育の方法」の本を参考に書かせていただきます。

学術的な本なので、あまり本を読まれない方だと少し難しく感じるかもしれませんが、とっても大切なことが書かれているので、お子さまをバイリンガルに育てたいと思っていらっしゃる方はぜひぜひ読んで頂きたい一冊です。

ご迷惑をおかけしています!

 

英語教育に熱心だったり、興味のある方は「ダブルリミテッド」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。

早期英語教育は母語の発達や成長に遅れが出てしまうというような噂を聞きます。

 

しかし、日本にいながら、過度な英語教育を行わないかぎり、この「ダブルリミテッド」の恐れはかなり少ないです。

過度な英語教育とは、両親とも日本人で、子どもを日中インターナショナルスクールなどの英語を話す環境に置きながらも、お家でも両親が英語で話しかけるような常態のことを言います。
ただし、ここにも個人差があり、このような環境下で育てられた場合でも、両方、もしくは第三言語、第四言語など多くの言葉を高いレベルで習得している子ども達がいました。

この本では、早期英語教育は母語の発達を遅らせるのではなく、逆に、認知面、学力、知的発達にプラスの影響を与えるという研究結果が紹介されています。

 

KEAで育った子どもたちの国語力

 

KEAでは、日本語を使って探究学習(IBL)やMusicのレッスンを行います。

探究学習(IBL)では日本語を教え込むのではなく、子ども達の興味・関心を深めるお手伝いをしています。
子ども達はレッスンの中で「文字」に対しても強い関心を示す子も多いです。

以前から、なぜ子ども達が「文字」に対して自然と関心を持つのか不思議に思っていましたが、これはご紹介した本に書かれているように、英語を学習する事で、母語の「文字」に対する関心も高まっているのかもしれません。
アルファベットに比べてカーブや交差することの多い平仮名は子ども達にとって書く事が難しいのですが、アルファベットを書く事で、「書くこと」に自信を持ち、「書いて伝えたい!」という気持ちが自然と生まれるのかもしれませんね。

KEAから公立の小学校に進学されたお子さまの保護者の方からは国語の成績は良いと聞いています。さらに、国語の成績だけでなく、引っ込み思案だった子のお母さまからわざわざお電話をいただき、先生に、「発想力が豊かで、積極的に活動にも参加しています。大きな声を出して発表するというよりは、しっかりと自分の番に、自分の意見を伝えることができています。」と褒めてもらったそうです。

 

KEAで早期英語教育をすることで、以外にどんな力が育つ??

 

この本には「小学校英語教育に賛成する理由」について、6項目あげられていました。(P.117~)

6項目のうちの1項目は、上述した「日本語力が強まる」というものでしたので、残り5項目のうち、3歳児からの英語教育について書かれた3項目をご紹介させていただきます。その他の2項目については、ご興味がおありになれば、ぜひお手にとってみてください。

1、 自然に言語を学べる言語形成期をフルに活用

 

「自然に言語を学べる言語形成期」とは、この本では2歳くらいから14、5歳くらいとされています。
私自身は個人差があることを前提にしながらも、3歳くらいから小学校2年生くらいがベストだと思っています。

3歳ごろの子ども達は、成長過程において、平行遊びから連合遊びや、共同遊びに変わる子ども達が多くなります。
つまり、自分だけの世界からどんどん外の世界に興味を持つようになります。

さらに、文字に興味をもったり、言葉を使って自分の気持ちを伝えられる子が多くなるからです。

 

そして、小学校2年生ごろと考えている理由は、小学校2年生くらいまでの勉強であればほとんどの子ども達はまだ時間にも勉強量にも余裕があり、また恥ずかしさもさほどではないからです。

3年生ごろからは算数の内容が難しくなったり、教科も生活科から理科と社会科の2教科に分かれ、宿題が増える学校も多いです。
さらに、3年生になるとお年頃で、恥ずかしがる子が多くなるように思います。

そのため、まだ時間に余裕があり、恥ずかしさも少ない3歳~小学校2年生くらいからスタートすることをお勧めしています。

もちろん、それ以降からスタートしても遅すぎるということはありません。
私自身、中学生になる少し前からのスタートで、会社や友人たちとの英会話に困ることはない程度のバイリンガルにはなれています。

 

2、異文化理解と異文化受容

 

私の個人的な感想でいうと、早期英語教育の一番のメリットはここにあるように思います。

英語を習得することは、ある程度年齢が上がってもできます。
しかし、英語を少し勉強し、異文化を知ることができたとしても、「受容」というところまではなかなか難しいです。

例えば、私がまだ二十歳前後の時、ニューヨークにいったことがあるのですが、ある大学の中で急に黒人の方に話しかけられたことがあります。
当時大変失礼なことをしたと思っていますが、自分の何倍もある体格のよい黒人の方に話しかけられた私はパニックになり、私のとった態度は日本人の悪い癖である「笑ってごまかして逃げる」でした。今思えばそういう態度が「差別」につながるのでは・・・と反省しています。
(ちなみに、私は黒人の俳優のウェズリースナイプスさんが大好きです!)

こんな風に、「知ってること」と、「体験していること」では、実際にそういう場面では違った反応をしてしまいます。
私がもっと英語が話せて、いろんな国から来た人とと接する機会があればあんなに失礼な態度をとることはなかったでしょう・・・。

本にもあるように、できるだけ小さなうちから質の高い異文化体験を与えることは大切だと思います。

 

3、複眼的思考力と言語分析力を高める

 

本の中では、以下の4つがあげられていました。

1、思考の柔軟性があること
2、言語に対する理解、言語分析力に優れる
3、相手のコミュニケーション・ニーズにより敏感である
4、言語によって人種偏見をしない

全てを詳しくは書きませんが、そのうちの一つの「1、思考の柔軟性」について、実際、バイリンガルの子ども達を見ていると発想力が豊で、一つの物に対しても多面的な見方ができるように思います。

 

特に、日本のように同調圧力の強い国ではその発想力の豊さは顕著に現れるのではないかと思います。
これが「バイリンガルの子って、ちょっと変わってるよね・・・。」と言われがちな理由かもしれません。
ただ、日本にいたら「バイリンガルの子って一人違うことしてて変わっている・・・。」
逆に海外から見たら「日本人って、みんな同じことしてて、変わってる・・・。」
視点を変えればどちらが変わっているのかはわかりません(笑)

 

実際、うちの娘が小学校に進学した際、「失礼やけど、変わってるよね。」って言われたそうです。
そんな時に娘は「失礼やと思うんやったら言わんといてくれる?」と返したそう。

バイリンガルの子は芯の強い子が多いのかも・・・!?

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

今回は「バイリンガル教育の方法」という本をベースに、KEAで早期英語教育をすることで育つ力を理由をご紹介いたしました。

ただし、バイリンガルの教育の正しい方法は一つではありません。
とても目には見えにくい能力で、バランスがとても大切です。
簡単に何歳だからこれが出来る、○○ちゃんができならあなたもできるなど、簡単に判断するのではなく、「バイリンガルに育てる!」と決めたのであれば、お子さまをしっかりとみあげてくださいね。

KEAでは子ども達一人ひとりの成長をしっかりと考慮し、保護者の方と一緒に子どもの英語教育に取り組んでいます。

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