こんにちは!Kobe English Academy の事務局です。
今回は、教育コラム 「英検5級に全員合格できた理由」です。
KEAのペアレンティング講座でお世話になっている江藤真規先生のコラムです。
なぜ、英検を受けるのか
日本人の英語力を測るためにある「英検」、学生だったころに、受験をされた方も多いのではないでしょうか。
正式名称は、実用英語技能検定。
実用英語の普及・向上を目指して、1963年から公益財団法人日本英語検定協会によって実施されているそうです。
英検の級を取得すれば、履歴書等に保持している英語力として、記載することも可能です。
とは言え、日本における英語の語学検定というところから、例えばインターナショナルスクール等、海外が拠点となっているスクールでは、受験の必要性を感じていないかもしれません。
しかしKEAでは、英検受験を推奨しています。
もちろん、英語塾ではないので、英検合格を目的として授業設計をしているわけではありません。
それでも、生徒たちに受験を推奨する理由は、KEAでの英語学習が効果的に行われているかを測りたいから。
KEAに限ったことではありませんが、現在急激に増加の傾向にある、日本におけるイングリッシュプリスクール。
こういった環境を子どものために選ばれるご家庭には、「幼少期にこそ英語を身に着けさせたい」という強い思いがあるわけです。
ですから、運営側の私たちには、その思いに答えていく責任があるのです。
公的な試験である英検の結果は、スクールの英語学習へのフィードバックの一つでもあり、学習効果の測定につながります。
現在KEAは、英語検定試験の準会場ともなっています。
KEA生はいつもの教室、いつもの先生というリラックスした環境で受験することができるため、緊張等もなく、楽しく前向きに試験に臨むことができているようです。
今年の生徒たちの頑張り
今年は、K1(年少)の生徒が児童英検にチャレンジ。
K3(年長)クラスでの希望者が英検にチャレンジしました。
「せっかく受験するなら合格したい!」ということで、試験実施前には、いつも以上に集中して、生徒たちは学習に励んでいた様子です。
子どもにとって試験はゲーム。
仲間がいれば、もっと楽しく頑張れます。
スクール全体で受験することは、頑張りの価値をより一層大きくしているように感じます。
K3(年長)から小学生がチャレンジした5級テストは、筆記とリスニングで約50分間の試験時間です。
未就学児にとっては、じっと座って取り掛かることができるだけでもすごいことです。
3級テストは、筆記とリスニングで1時間20分と更に長時間に。
小学生2、3年生がチャレンジしました。
ライティングの問題では、必要なワード数や、文章の構成を意識しながら回答していた様子。
もちろん、途中、頭を抱え悩んでいる生徒や、「ちゃんと読んだ?」と心配になる生徒もいましたが、それでも皆、大きく成長した姿を見せてくれました。
そして気になる英検テストの結果です。
5級を受験した生徒は17名全員みごと合格!
「全員」というのは、本当にすごいことです。
更に、児童英検を受験した生徒では、4人が100点満点を取りました!
100点ということは、1問も間違わずに回答出来たということ。
これには私たちの方が驚かされました。
3級を受験した生徒で一次試験に合格した生徒は、二次試験の面接練習を、スクールでサポートしていきます。
スクールでは英語でありつつ、家庭では日本語という環境ですが、生徒たちがしっかり英語を習得している状況が、英検の成果から見えてきました。
「英語も日本語も」が可能であることを、改めて実感できた思いです。
生徒達と同じくらい、テストの様子や結果を楽しみにされていた保護者の皆様にも、よい成果をお伝えできてよかったと思っています。
「英語も日本語も」を実現するために必要な環境
幼児期の英語教育に関しては、様々な考え方があります。
母語を獲得してからでないと、意味がない。
耳から覚える時期でなければ正しい発音を習得できない。
きっと、どの考え方も間違っていないのだと思います。
ただし、そこには「信じる気持ち」が必要です。
「できない理由」はいくらだってあります。
無理だと思えば、行動することができません。
親の思い込みや決めつけは、無意識に「無理な環境」を作り出してしまいます。
もしも、日本にいならがらにして、「英語も日本語も」を実現したいのなら、まずは「子どもの力」を信じてください。
実際に、「英語も日本語も」楽しく身に着けている子どもたちはいるのです。
「この子ならきっと楽しく身に着けていくだろう」と、信じましょう。
そして、プラスの発想でものごとを考えてみてください。
今ある何かを諦めるのではなく、今に何をプラスすれば、実現できるのかと考えます。
子どもは、いくらでも力を発揮します。
特に幼少期の子どもは、「楽しい」が起点。
楽しみながら、どんどん意欲を高め、自分でつかみ、そして成果を出していきます。
更に、できるだけ多く触れさせましょう。
どのくらいその言葉に触れたかで、言葉の習得は変わってきます。
例えば英語なら、英語のインプットが多ければ多いほど習得できるということ。
当たり前のように、英語が聞こえたり、英語でコミュニケーションを取る機会を整えることができれば、圧倒的にインプットの量が膨らみます。
最後に、親御さんが頼れる人を見つけることも意識してください。
親の目はどうしても「できていないところ」に行ってしまいがち。
しかし、「その発音は違うでしょ」「〇〇ちゃんはもっとできるのに」、こんな言葉が子どもの耳に入ってしまえば、一瞬にして「英語嫌い」になってしまいます。
ご自分の心を安定させるためにも、頼れる人は必要です。
頼れる人がいて、心の焦りが軽減されれば、子どものことを客観視して、子どもの強みに気づくことができるようになるかもしれません。
今回、受験した生徒全員が英検5級に合格できたのは、たまたまの偶然ではなく、必然だったと感じます。
子どもを信じ、プラスの発想で、英語に存分触れる環境を整え、子どもの強みに目を向けられるよう、心の安定を保っていく。
来年も、皆でチャレンジしてみたいと思います。
KEAプログラムコーディネーター
江藤真規
https://saita-coordination.com/
株式会社サイタコーディネーション代表取締役
(サイタコーチングスクール主宰)
博士(教育学)
アカデミックコーチング学会理事
公益財団法人民際センター評議員
一般財団法人教育振興財団理事
2024年度【KEA Junior】募集要項
対象年齢 | 2021年4月2日〜2022年4月1日生まれ |
保育時間と定員 | ・週5日クラス ・週3日クラス(水木金) ・週2日クラス(月火) *時間は、全て8:45~14:45(ランチは、スクールから提供) *各クラス定員8名(最大定員16名) 残席は、少なくなっています。 |
願書提出期間 | 引き続き願書を受け付けています。 |
願書提出内容と方法 | Application form(入学願書)と事前のアンケートを郵送または、スクールにご持参などの方法で、ご提出ください。
選考会にご参加の際は、事前にApplication fee 登録料20,000円(税抜)のご案内をさせていただきます。 |
入学トライアル | 随時受け付けています。 |
その他 | 制服:上はスクールTシャツを着用、下は自由(動きやすいもの)
ランチ:スクールから提供 振替:ご家庭の都合による欠席、病気等振替は行いません。(1か月以上の病欠等考慮) Junior生でKEAへのDaily Classへの進級をご希望の場合は、スクールがご案内する選考会及び入学金は免除になります。個別の面談は実施することがあります。 |
KEA Junior : https://littlesprouts.website/
2024年度【Daily class】募集要項
出願対象年齢 | K1(3歳児) | 2020年4月2日~2021年4月1日生まれ | 残席あり |
K2(4歳児) | 2019年4月2日~2020年4月1日生まれ | 残席1名 | |
K3(5歳児) | 2018年4月2日~2019年4月1日生まれ | 残席あり | |
保育時間 | 平日月曜日~金曜日、8:30~14:30の通学コースです。
KEAの充実したカリキュラムで、年少~年長の3年間、次のステップへのバランスの良い基盤を作っていきます。 |
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願書提出期間 | 引き続き願書を受け付けています。 | ||
願書提出内容と方法 | Application form(入学願書)を郵送または、スクールにご持参などの方法でご提出ください。
体験入学&選考会にご参加ご希望の場合には、事前にApplication fee 登録料20,000円(税抜)のご案内をさせて頂きます。 |
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入学トライアル | 随時受け付けています。 | ||
入学選考 | 入学トライアル後、内定者を通知させていただきます。 ご入学を決定されましたら、ご案内期日までにAdmission fee(入学金)をお納めいただきます。 |
Baby Class, After Class, Saturday Classも募集しています。お気軽にお問合せください。募集内容は、以下のURLにてご案内しています。https://kobe-english-academy.com/about_admission
Instagram : https://www.instagram.com/kobe.english.academy/
*またKEAは、神戸市の認可外無償化対象施設になっています。
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