課外活動　博物館でワクワク「体験」

課外活動　博物館でワクワク「体験」

子どもの世界を大切にしたい

子どもと大人は違います。

子どもには子どもの世界があり、子どもには子どもの眼差しがあります。

子どもが見ている世界、感じている世界と、私たち大人が見ている、感じている世界は違うということ。（「子ども」は小さな大人ではなく、「子ども」であるという概念は、ルソーの教育論『エミール』によって世に示されました）

しかし、私たち大人は、無意識に自分たちが正しい、優れていると思いこんでしまうのか、子どもの考えを軽視してしまったり、大人の考えに近づけようとしてしまいます。

しかし、子ども期に、子どもである自分を存分に楽しむことは、人生の土台作りという観点でもとても重要です。

ですから私たちKEAでは、子どもの気持ちを尊重すること、子どもの世界を大切にすることに、常に意識を向けようと努力しています。

保育・幼児教育の領域では、「子どもの最善の利益を尊重する」という言葉をよく使いますが、この言葉の意味こそ、子どもの気持ちを尊重すること、子どもの世界を大切にすることであると理解しています。
私たちKEAが子どもの体験を大切にしていることは、前回のブログでも書かせていただきました。
（https://kobe-english-academy.com/%e6%95%99%e8%82%b2%e3%82%b3%e3%83%a9%e3%83%a0/go-green-kobe/）

 

人との触れ合いで広がる「体験」

「KEAって本当にアクティビティが多いですね」、これは、保護者さまからよく頂く言葉です。

実際にKEAでは、毎月のようにアクティビティを行っています。

もちろん何を行うかに関しては、慎重に議論。

更に、「他者（地域の社会資源）とつながる」ことにも意識を向けています。

他者とのつながりは、劇的に活動領域を広げます。

大切な子ども期に、子ども達が真にワクワクできるような経験・体験を準備するためには、他者とのつながりは、とても大切です。

さて今回、農自然体験ツアーを企画してくださった「そらばたけ」様と、ありがたいご縁を頂き、KEAの体験活動にご協力をいただけることとなりました。

自然に触れることが少ない街中に住む子ども達に、五感を使った自然体験、農体験をしてもらい、自分が住む土地や生き物を身近に知る、自然への興味や大切にする心を育てることが目的です。

この先、神戸農村スタートアッププログラムの卒業生の方々にもご協力をいただき、様々な体験活動をプロディースいただくことになっています。

 

兵庫県立人と自然の博物館でワクワク「体験」

第一回目の活動として、先日、K1,K2,K3の生徒たちと、兵庫県立「人と自然の博物館」を訪問してきました！

当初は野外活動の予定だったのですが、雨のため、急遽博物館に行き先が変更。

それでも、思いっきり楽しめるのが子どもです。

当日ご担当くださったのは、兵庫県立人と自然の博物館のスタッフでもある遠藤修作さん。

遠藤さんは、大学・大学院で環境生態学を学んだ後、自然ガイドや環境学習施設スタッフを経て、2018年に地元神戸にUターン。

畑を使ったプログラムや農村をフィールドにしたエコツアーに取り組んでいらっしゃいます。

今回は、そんな遠藤さんとのご縁を頂き、兵庫県立人と自然の博物館に皆で「体験」しにいってきました。

当日、子ども達は大興奮。本物のクジラのひげや、鹿の角を見て、また実際に触ることができ、初めての感覚を仲間とともに大いに楽しんだ様子。

「ヒゲがかたいね〜〜〜〜」とAちゃん、

「でっかい〜〜〜」とBちゃん

子どもの感性は、やはり大人とは異なります。
また、子どもたちの止まらぬ「不思議」に寄り添い、もっと深めるため、遠藤さんが丁寧な解説までくださいました。

専門家から、リアルなお話を伺えるという贅沢な時間をえられたのも、他者とつながらせて頂いたからこそと思います。

 

子どもの育ちを皆で見守る

また、今回初めての取り組みとなりますが、3名の保護者の方に、保護者ボランティアとして活動にも参加をしていただきました。

一日たっぷり、ご自身の子どもだけでなく、全体の子ども達のありのままの姿を見て頂くことができて、みなさん「楽しかった！」との感想をもってくださったご様子です。

保育ボランティアは、実は子育て支援の領域においてとても重視されている活動です。

活動に入ってくださる方には、スクールの様子を知ってもらえる、同年代の子どもの様子を知ってもらえるというメリットがあり、子どもには、多様な大人と接する機会を持てる、多様な話を聞けるというメリットがあります。

もちろん運営側の私たちにとっても、お手伝いをいただけることは大助かり。

そして、一緒に過ごす時間からは、言葉にはできない価値を頂くことができました。

この取組みは、今後も更に広げていこうと考えています。

 

一人で楽しむ、仲間と楽しむ

一日大いに「体験」した子ども達、帰りはこんな様子です。

「今日はどんな一日だった？」と問えば、きっと「楽しかった」と返ってくるでしょう。

「どんなところが一番楽しかった？」と問えば、どんな答えが返ってくるのでしょうか…。

博物館で見つけた「発見」を教えてくれるかもしれません。

または、「〇〇ちゃんと遊んだ」と、仲間の話が返ってくることもあるでしょう。

子どもの世界は、発達とともに、どんどん広がりを見せ、そこには徐々に仲間の存在が位置づいてきます。

私たち大人は、そんな子どもの様子を見ながら、一人の時間を確保したり、仲間と繋いだり、子ども期がより一層豊かになるようなお手伝いをしたいと工夫をしています。

子どもの発達には、本当に驚かされることばかりです。

そして、子どもの存在によって、私たち大人も成長をさせてもらっているということも、間違いありません。

KEAが、大人も子どもも繋がり、スクールと社会がつながる場となりますことを願ってやみません。

 

KEAへのご入学をご検討の皆様へ

2024年度【KEA Junior】募集要項

対象年齢	2021年4月2日〜2022年4月1日生まれ
保育時間と定員	・週５日クラス ・週３日クラス（水木金） ・週２日クラス（月火） ＊時間は、全て８：４５～１４：４５（ランチは、スクールから提供） ＊各クラス定員８名(最大定員16名)
願書提出期間	1次締め切りは、2023年10月28日(土) 【キャンペーン】 ①2023年9月29日までにお申し込みいただき、トライアル後にご入学が確定いたしましたら、ご入学金30%オフ ②2023年10月28日までにお申し込みの方は、ご入学金を20%オフ
願書提出内容と方法	Application form（入学願書）と事前のアンケートを郵送または、スクールにご持参などの方法で、ご提出ください。 1月の選考会にご参加の際は、事前にApprication fee登録料（税抜）のご案内をさせていただきます。
入学選考会	◇2023年11月6日(月)　三者面談を実施いたします。 選考会にご参加の場合には、事前にApplication fee 登録料20,000円（税抜）のご案内をさせて頂きます。
その他	制服：上はスクールTシャツを着用、下は自由（動きやすいもの） ランチ：スクールから提供 振替：ご家庭の都合による欠席、病気等の振替は登校はございません。（１か月以上の病欠等考慮） Junior生でKEAへのDaily Classへの進級をご希望の場合は、スクールがご案内する選考会及び入学金は免除になります。個別の面談は実施することがあります。

KEA Junior : https://littlesprouts.website/

2024年度【Daily class】募集要項

出願対象年齢	K1（3歳児）	2020年4月2日～2021年4月1日生まれ	16名
	K2（4歳児）	2019年4月2日～2020年4月1日生まれ	若干名
	K3（5歳児）	2018年4月2日～2019年4月1日生まれ	若干名
保育時間	平日月曜日～金曜日、8：30～14：30の通学コースです。 KEAの充実したカリキュラムで、年少～年長の3年間、次のステップへのバランスの良い基盤を作っていきます。
願書提出期間	◇１次募集　2023年6月1日(木)～10月28日(土) ◇２次募集　2024年1月5日(金)ご兄姉が、KEA会員の方は、ご入学金を50% off その他、早割キャンペーンなどもございます。各種資料をご覧ください。
願書提出内容と方法	Application form(入学願書)を郵送または、スクールにご持参などの方法でご提出ください。 体験入学＆選考会にご参加ご希望の場合には、事前にApplication fee 登録料20,000円（税抜）のご案内をさせて頂きます。
入学トライアル	◇1次　2023年11月7日(火) ◇2次　2024年1月23日(火)◇最終　2024年2月26日(月)
入学選考	入学トライアル後、内定者を通知させていただきます。 ご入学を決定されましたら、ご案内期日までにAdmission fee(入学金)をお納めいただきます。

Baby Class, After Class, Saturday Classも募集しています。お気軽にお問合せください。募集内容は、以下のURLにてご案内しています。https://kobe-english-academy.com/

＊またKEAは、神戸市の認可外無償化対象施設になっています