こんにちは!ブログ担当しています、Ms.Yamadaです!
英語はできるようになってほしいけど、算数(数学)、理科が得意な子に育ってほしい!!!
ちょっと欲張りに聞こえますか?
全然そんなことはないですよ!
理数系の能力ってどうやって育てたらいいの?
理数系に育てたいからといって、小さな子どもにプリントで数字を勉強させたり、足し算や引き算などを学習させていませんか?
もちろん、プリント学習を全否定するわけではありません。
ただ、プリント学習をする前に、算数では「数字」とは何かを理解する必要があります。理科であれば、本物の花や虫を知ることが大切です。
幼少期の子どもは抽象的なことを理解することがまだ難しく、言葉や絵で教えられるよりも、実物を知ることが重要です。
そんな時期にプリント学習を進めてしまう事は、「1+1=2」などの計算をただの記号として認識しまい、応用ができなくなる危険性があります。
では、どのように数の概念や理科などの基礎知識を幼児期の子どもに教えてあげるのがいいのか、具体的に書いていきたいと思います。
算数・理科のセンスを磨くコツ3つ
理数系のセンスは数の概念、論理的思考能力や、空間認識など、様々な能力を身に着ける必要があります。
幼児期にその能力を身に着ける為に大切な事を3つお伝えします。
コツその1、親子の会話
幼児期の全ての教育において、これに勝る物は無いかと思います。
幼児期の子ども達は生活すべてが学びです。
生まれて初めて見る物ばかりに囲まれ、一瞬、一瞬「これはなに?」と周りを見て学びます。
その周りというのは人や環境の事ですが、その中でも特に一番近い存在である、家族(特に親)から学びます。
親子の会話の中で、お散歩中に「ちょうちょが飛んでるね。」「暑くなってきたね。」「お水冷たいね。」など、目に見える事、聞こえる事などを言葉に出して伝えてあげます。
そうすると子どもは季節での違いや、事象に対して興味を持ちます。
「おにぎりが3つあるね。」「1つ食べたね。」「残りは2つだね。」などの声掛けで、数に興味を持ちます。
「今日のおにぎりはさんかくとまるのおにぎりだね。」や、ブロックでたくさん遊んであげる事で形に興味を持ちます。
特にこの形に対する理解、つまり空間認識の力は幼児期に積み木やブロックで遊ぶ事が大切で、小学生になった時に展開図などを学習しますが、この空間認識の力が弱いと、紙面でいくら説明しても理解する事が難しいです。
コツその2、自然の中でたくさん遊ぶ
自然は「不思議」でいっぱいです!!!
子どもたちはその「不思議」を見つける天才!
季節によって変わる空気、香り、葉っぱの色など、自然はたくさんのことを私たちに教えてくれます。
その「不思議」を見つける事が理科の始まりです。
何も難しく考えなくても大丈夫です。
子どもの「不思議」に「なんでだろうねぇ。」と共感するだけでも大丈夫です!
たくさんのどんぐりを広いながら数を数えるのもいいですね!
日々の生活では大きな数字はなかなか数えられなくても、自然の中にはたくさんの木の実が落ちてるので、大きな数字を数えるのにも良いですね!
コツその3、積み木やブロックで遊ぶ
日々の生活の中で、自然に触れさせるのが難しいという方でも、おうちで積み木やブロックで遊ぶだけなら簡単ではありませんか?
小さいうちは、手先を使うだけでも発達を促しますし、大きくなってからは創造力や探究心が育ちます。
以前、林修先生がテレビで「子どもがレゴに夢中になっていたら、夜中の2時でも辞めさせない。」と言っていました。(どのテレビだったか忘れたので、話半分で流してください。)
東大生の多くがレゴに夢中だったと言うのも良く聞きます。
ただし、ここは注意があり、「レゴ=天才を育てる」のではありません。
レゴが好きな人は世界中に何億といるでしょう。その全員が頭が良かったわけではありません。
ちなみに私もレゴやパズルが大好きで、空間認識の力は有ると思いますが、天才でも何でもありません。(どちらかと言うと・・・ご想像にお任せします(笑))
KEAは?
KEAは、スクール名にEnglishがつくので、英語はもちろんですが、その2大柱としてあるレッスンがIBL(探求学習)です。
その探求学習では、対話を通して子どもたちの「不思議」に応えるレッスンをしています。
子どもとの対話を大切にしています
子どもと「IBLマップ」を作りながら、次のレッスンを計画していきます。
エデュケーターが何をするのか決めるのではなく、子どもたちが興味のあることを深めていきます。
「そうすると偏りが出ない?」などとご心配される方もいらっしゃりますが、お任せ下さい!
もちろん、子どもたちの発言を待っているだけでは、積極的に発言できる子ばかりが得をするレッスンになってしまいます。
エデュケーターはレッスンの中の発言だけでなく、Lunch中の何気ない会話や、子どもたちのしぐさの中から様々な発信を見逃しません。
例えば、エデュケーターが女の子が描いた絵に「かっこいいねぇ!」と言ったら、子どもの一人が「女の子には『かわいい』だよ!」の発言から、ジェンダーについて考えることになりました。
ジェンダーについての一回目のレッスンでは、「女の子の色、男の子の色、どちらでもOKな色」をそれぞれ分けてみました。
1人ずつ考えて仕分けし、その後みんなの意見を交換し合うと、意外とみんなの意見が違い、「えーーー!?」「おもしろーーーい!!!」など、発見の多いレッスンとなりました。
1タームが終わるころにはIBLマップの模造紙が子どもたちの「不思議」と、それを解決するための活動で埋め尽くされていきます♪
子どもたちの「不思議」に応えるレッスン
「不思議」を見つけることは理科の始まりで、本来子どもたちは「不思議」を見つける天才です!
その「不思議」を一緒に深めていくのがIBLです。
「水の絵を描くとき水色を使うけど、本当に水って水色?」の「不思議」からつながった、「水の実験遊び」をしているところです。
「させられている勉強」ではなく、子どもたちの「したい学習」が詰まっています♪
遊びの中で算数的活動を深めることのできる環境
「みんなはどんな形を知っているの?」の問いがけから始まった「形」をテーマにした学習。
子どもたち答えの「まる」「三角」「四角」は平面的でしたが、そこから立体の形遊びにつながりました。
子どもたちはタワーや、青虫など、思い思いの形を作っていました。
中には「たけのこ!」なんて作っている子もいて、おもしろかったです♪
IBLのレッスン以外でも整った環境を提供しています
IBLのレッスン以外でも、センターズ、Park Time、自由な時間にも理数系の能力が伸びるような工夫をしています。
IBLでフラワーアレンジメントをした後に、Parkで同じお花を見つけ、レッスンと実生活が結びついた瞬間の一枚です♪
Parkでは自然に触れることや気づくことができるような声掛けを大切にしています。
センターズでは、Englishやデジタルのコーナーに加えて、Mathのコーナーもあります。
子どもたちは遊びながら算数の活動に取り組んでいます。
自由に遊べる時間にも、ブロックや、マーブルレースなどの理数系の力につながる遊びをご用意しています。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
KEAはEnglishとはいいながらも、英語だけではありません!
子どもたちの人生の大切な基盤を作るこの幼児期に、必要不可欠で質の高い教育をご用意してお待ちいたしております!!
Summer School 一般申込み開始しました!
1週間を通じて、テーマに沿った学習活動をします。
初心者の方でもご安心ください♪
一緒に英語で楽しい夏の思い出を作りましょう!!!
対象年齢:2013年1月1日~2018年4月1生まれのお子さま(年少~小学生)
期間:3週間の8:30~14:30
・Week1 7月26日~30日 (Space)
・Week2 8月2日~6日 (World Study)
・Week3 8月16日~20日 (Biology)
K1(年少クラス)が定員いっぱいなりました。キャンセル待ちをご希望の方はご連絡下さい。
K2以上のクラスにはまだ少し空きがあります。
小学生のビギナークラスも設けておりますので、初心者の方も安心してご参加ください♪