見学にいらっしゃった保護者の方で、一番心配されるのが、「校庭がない・・・。」です。
大丈夫です!!!
幼少期の体力づくりはとても大切です。
では、KEAでの子どもたちの体力をどのように育てているのでしょうか♪
Park Time
神戸はとてもいい環境です。北には山があり、南には海があります。
地元では「山側・海側」と呼び、デパートのサインにも「山側・海側」とあるほどです。(神戸あるあるです(笑))
KEAのスケジュールでは、一日一回Park Timeがあり、子どもたちはたくさんの自然を感じながらのびのびと遊んでいます♪
春にはお花のかんむりを作りました♪
夏にはセミの抜け殻がいっぱい!
秋には落ち葉がおもちゃになります♪
疲れた時には先生の膝枕で一休み♪
先生との信頼関係を深めるのも、こんなホッとする時間があるからこそ。
校庭がないからこそ、いろんなParkに行きます♪
その日の子どもたちの体調や、天候、やりたいことによって行くParkを変えています。
大人にとっては「どこも同じでしょ??」と思うようなParkでも、子どもたちにとっては全然違います。「今日はここのParkで遊ぶよ!」と伝えると、「やったーーーーーーー!!!!」なんて歓声もあがることがあります。
木登りができるParkに行ったり
ザリガニ釣りをしたり、メダカの観察をしたり。
(餌もないのに、木を垂らすだけでザリガニが連れました。Σ(・ω・ノ)ノ!
海の生き物も見ることができます。
その日の天候によって、海の水がきれいだったり、濁っていたり、台風のあとにはごみが多かったりと、日々の変化もわかります。
メリケンパークには、阪神淡路大震災の爪痕も残っています。子どもたちにはあの時のようなつらい思いをしてほしくないですが、日本は震災大国です。子どもたちにはまたこのような災害が起こるかもしれないという心づもり、そして準備が大切だということを教えていきたいと思います。
車がたくさん通って危なくない?
KEAは神戸の繁華街にあるので、とても便利な場所にあります。その反面、車の通りは多いです。
しかし、私たちは子どもを危険から護ることは大切ですが、子どもが自分で自分の身を護ることの方が大切だと考えています。
K3さんとK1さんが手をつなぎ、K3さんがKEAの周りの危ないところを教えてあげます。
横断歩道ではしっかりと手を挙げて、車が来ていないかしっかりと確認をしてから渡ります。
歩道を歩く時も車道側をK3さんが歩いてあげたりして、私たちが注意しなくても、子どもたち同士でしっかりとルールを守ってParkまで歩くことができています。
たまにはPicnic English Lessonも♪
春や秋の天気のいい日にはPicnic English Lessonも♪
教室でのレッスンも楽しいのですが、やっぱり広いところで新鮮な空気を吸ってのレッスンは格別です♪♪
ギターの上手な先生は外でギターを弾いてみんなで歌を歌ったりと、とっても楽しそう!!
Sports Day (運動会のような行事)
校庭がないから運動会はしないの?とご心配される方もいらっしゃるかと思いますが、KEAでは運動会ではなく、Sports Dayがあります!
そもそも運動会ですが、誰のための行事でしょうか・・・。
その日のためにいろんなことを練習し、見栄えのいいものを出す。中には嫌がる子もいるのに、運動はいいからと押し付けて、そのことがトラウマになったり、無理強いをしてけがをしてしまっては本末転倒。
KEAは子どもたちの健やかな成長のためのスクールです。そのため、運動会はしません!
その代わり、楽しいSports Dayがあります。
KEAのSports Dayとは、子どもたちがその後の人生においても身体を動かすことを楽しみ、健やかに成長するための日です。
子どもたちから「走りたい!」と声があがり、「みんなで走ろう!!」というと、結局全員が走り出す♪保護者の方々の中には久々に走り、足がもつれそうになったことで運動を始めた方も(笑)
子どもたちはそばにいる大人を見本にしています。日々のスクール生活でもそうですが、先生たちが思い切り楽しみます♪
他にもいろんな校外での活動をしています
雨の日には外に出るのが億劫になりがちですが、雨の日にしかできないこと、感じることのできないことがたくさんあります♪
梅雨時期のあまり雨のきつくない日には積極的に散歩に出かけます。
夏にはWater Fun Dayをしています。
暑い夏だからこそ、水鉄砲をもってみんなで水の掛け合い!
水は子どもたちにとって、とても身近な「不思議」です。
雨の日も、暑い夏の日も、「水」の活動で子どもたちは水の不思議に気づき、深めていくことができます。
雨の日は?
温かい時期の雨の日はお散歩に出かけたりしますが、豪雨や、寒い日の雨の日はさすがにお外は出ることができません。でも、子どもたちのエネルギーは底なしです(笑)
そんな日はスクールでしっかりとエネルギーを発散できるように、マット運動、鉄棒、トランポリンなどの運動をしたり、椅子取りゲーム、お尻歩きレースなど、先生たちが工夫してくれます。
雨の日だからこそ、おもちゃで思う存分遊ぶのも子どもたちにとってはうれしそう♪
残念ながら、子どもたちの「遊び」が無駄な時間と思われる大人の方も少なくありません。
しかし、子どもたちにとって「遊び」は社会性を身に付けたり、思考力、想像力、体力など、「遊び」を通してでしか身につかない力もたくさんあります。
KEAでは質のいい遊びを子どもたちに展開していけるようサポートしています♪
校庭がないからこそ!
以前、スクールに通われていた子の中に、一度転園して戻ってきた子がいます。
その方は、校庭がないことが転園理由でした。ですが、校庭があるとじっとする子はじっとしてしまって、逆に動かなくなった。KEAではParkに行く道のりで必ず歩かないといけないから、「歩く」を確保することができていた。と、私たちも思いがけないお言葉でした。
確かに、校庭があるとあることが当たり前になってしまい、「歩く」ことの重要性を感じなくなってしまうのかもしれませんね!
スクール生活に慣れてくると金曜日にはBig Parkの時間があり、片道40分ほどかけて普段いけないParkに行くこともあるんですよ!
Park Timeだけじゃない!
室内では用意できないような素晴らしいものや経験がたくさん校外にはあります。
そこでKEAでは、積極的に校外活動にも力を入れています。
校外活動についてはたくさん書きたいことがあるので、また別の記事を書かせていただきますね♪