代表の取材記事がURBAN PICNICにて紹介されました
KEAの代表の取材記事が、市民のサードプレイスを模索するURBAN PICNICに掲載されました。
URBAN PICNIC
記事はこちら
https://drive.google.com/file/d/1NKa93t4FiAu9HYL_IOe6ijygsffY_KwO/view?usp=drive_link
都心三宮と旧居留地、海港の真ん中にある東遊園地。訪れた方も多いのではないでしょうか。こちらの公園は、単なる遊び場やイベント時だけ盛り上がるスペースとして利活用されているだけではなく、「市民のサードプレイスとして親しまれる場所になってほしい…」という願いのもと、2015年から社会実験的に始まった「集いの場」でもあります。
2023年4月、東遊園地の改修工事と時を同じくして園地内に施設ができ、様々な取り組みが展開されています。
KEAの子ども達はこちらの公園をよく利用しており、子ども達も大好きな場所。広い公園に行けば、子どもたちはスクールの中で見せる顔とは異なる顔を見せてくれます。「場」が作り出す価値は本当に大きいこともあり、公園での遊びはKEAの日常に組み込まれているのです。
そんな環境を、KEAの生徒だけではなく、コミュニティの方々にも楽しんでもらいたい。
ふらりと気軽に英語や国際的な文化を楽しんでもらえたら・・という願いを持って、昨年は”English Meet up at the Park”というKEA企画のイベントを、合計3回開催させていただきました。
冒頭にご紹介した取材記事では、代表がイベント開催の思いや、やってみての驚きや気づきについて、お話しています。
「子どもの育つ環境」について、常に議論を交わしているKEAスタッフの私たち。もちろん、代表の、Ms.Carnellも参加します。スクール生への教育はもちろんのこと、ここ、神戸元町という中心地に位置するインターナショナルプリスクールとして、「KEAは地域社会に、どのようなことができるのか」についても、日常的にかなり真剣に意見を交わしている、私たちはそんなスクールです。
そんな中で生まれてきたのが、”English Meet up at the Park”という活動。具体的なプログラムをご紹介すると…、
・広い公園の中での絵本の読み聞かせ
・皆で芝生の上で輪になって座って交流
・ネイティブ講師との体を使った公園遊びなど
KEAの生徒さんにとっては、ネイティブと遊んだり、ネイティブから本を読んでもらったり、英語や違う文化に触れることは日常なのですが、地域の子ども達にとってはおそらく非日常。ですから、そんな「非日常な経験」を地域の皆さまにもお届けし、何かを感じ取ってもらいたい。こんな思いをもって、主催者側とアイディアを練って、当日に至ったというわけです。
「実際に行ってみると、こんなにも喜んでもらえるのかと驚きました」と、想像を超える手づかみがあったと振り返ります。
「初回の開催は暑い時期でもあり、あまり人数が集まらなかったものの、10月11月と自然に人が集まってきてくれて、理想の風景ができました」との感想も。地域との繋がりは、即座にできるわけではなく、徐々に、少しずつ、人が人を呼び、だんだんと出来上がってくる様子が伝わってきます。
そして、このプログラムには、さらにもう一つの価値があったそう。それは、このプログラムに参加したKEAのネイティブの先生方からの、「地域とのつながりを感じて嬉しかった」という感想。確かに外国から来た先生たちは、日本の地域コミュニティーと触れ合う機会が少ないため、今回の企画を通して、先生方にも素敵な繋がりが生まれたことは、まさに大きな価値と言えますね。
公園という「場」が作り出した価値は、関わる皆に享受されたということです!
子どもとは、大人が育てていく存在ではないと感じます。大人も子どもから学ぶことがたくさんあり、共につながることで思いがけない学びが生まれたりします。つながりを作るために必要なのが「場」ということなのでしょう。公園とは、あそびの場、出会いの場、何より自分が自分でいられる場。私たちは今後もURBAN PICNICの活動を応援していきたいと思います。
”English Meet up at the Park”の活動は、今後も展開予定です。
ぜひ皆さん、遊びにいらしてくださいね。