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Inquiry-Based Learning

KEAの探究型学習

子どもたちは、「なんで?」「どうして?」「やってみたい!」という好奇心から、身の回りの世界を知っていきます。

KEAの探究型学習(Inquiry-Based Learning)は、そんな子どもたちの「知りたい!」を学びの出発点にしています。

先生が答えを教えるのではなく、子どもと先生が一緒に「どうしてだろう?」と考え、調べたり、試したり、話し合ったりしながら、自分なりの答えを探していきます。

時には、やってみたけれどうまくいかないこともあります。「なぜだろう?」「次はどうしてみよう?」と考え、もう一度試してみる。こうした経験を重ねることで、子どもたちは、考え、試行錯誤しながら学ぶ力を身につけていきます。

また、友だちと考えを伝え合い、さまざまな意見に触れることも探究の大切な一部です。KEAでは、より深く考え、対話するために、探究活動を日本語で行っています。

「知識を身につける」だけではなく、「なぜ?と問い、考え、試し、伝える」。

日々のさまざまな体験を通して、子どもたちが自ら学び、考え続ける力を育んでいます。

3年間で深まるKEAの探究

子どもたちの「知りたい!」は、成長とともに少しずつ変化していきます。

  • K1では、「なんだろう?」と身近な世界に興味を持つことから。
  • K2では、「どうして?」「何につながるの?」と、物事の理由やつながりを考えることへ。
  • K3では、自分なりの考えを持ち、友だちとの対話を通して考えを深め、自分の言葉で伝えることへ。

このように、3年間のさまざまな体験を積み重ねながら、探究の学びは少しずつ深まっていきます。

その過程でエデュケーターは、子どもたちの興味や発見を丁寧に見取り、一緒に考え、問いかけ、新しい視点を加えながら学びを支えます。

「気づく」から「考える・つなげる」へ。そして「深める・伝える」へ。

一人ひとりの「なぜ?」を大切にしながら、自分で問いを見つけ、考え、学びを深めていく力を育んでいきます。

IBL 学習の活動例

子どもたちは、身の回りのものや出来事に「なんだろう?」と興味を持ち、遊びや生活の中でたくさんの「ふしぎ」を見つけます。

K1では、まず安心してスクールの生活を楽しみながら、自分の身近な世界へ興味を広げていくことを大切にしています。

「これ、なに?」「どうして?」「やってみたい!」

そんな何気ない一言や行動が、探究のはじまりです。

普段の遊びや生活、季節の行事、自然とのふれあいなど、日々のさまざまな体験の中から生まれた子どもたちの「気づき」や「やってみたい」を、エデュケーターが丁寧に見つけ、一緒に考えたり試したりしながら学びへとつなげていきます。

この時期は、IBLの活動だけを行うのではありません。遊ぶこと、友だちと関わること、身の回りのことを自分でやってみること。その一つひとつの経験が、子どもたちの「知りたい!」を育てます。

K1では、まず「知るって楽しい」「やってみたい」という気持ちを育んでいきます。

K2では、K1で育まれた好奇心を土台に、身の回りの出来事について「どうしてだろう?」と考えたり、これまでの経験と新しい発見をつなげたりする力を育てていきます。

「どうしてこうなるの?」「前に見たものと似ているね」「これとこれは関係があるのかな?」

子どもたちの問いは、少しずつ深くなっていきます。

絵本や図鑑、動画、自然観察、実験、制作など、さまざまな体験を通して「知る」機会をつくり、実際に見たり、触れたり、試したりしながら、自分なりに考えていきます。また、友だちと「どう思う?」と話し合うことで、自分とは違う考えに気づくこともあります。

エデュケーターは、子どもたちの発見を受け止めながら、「どうして?」「他にも方法はあるかな?」と問いかけ、新しい視点を加えます。

IBLは特別な時間だけに行うものではありません。遊びや日々の生活の中で生まれる疑問や発見を大切にしながら、さまざまな経験を学びにつなげていきます。

K2では、「知ること」から「考えること」へ。子どもたちの世界が大きく広がっていきます。

K3では、これまでのさまざまな体験や探究を通して身につけてきた知識や経験をつなげながら、「自分はどう思うのか」を考え、それを自分の言葉や文字で表現することを大切にしています。

大人から見ると難しく感じるテーマでも、子どもたちは驚くほど柔軟な発想で、自分なりの考えを生み出します。

「どうしてそう思ったの?」「私はこう考えるよ」「みんなはどう思う?」

友だちとの対話を通して、自分とは異なる考えに出会い、「そんな考え方もあるんだ」と気づくことも大切な学びです。さまざまな意見を聞き、自分の考えを伝え、もう一度考える。その繰り返しによって、思考を深め、社会性や多様性への理解を育んでいきます。

Show & Tell(発表)、Discussion(話し合い)、Reflection Note(振り返り)などを通して、考えを整理し、相手に分かりやすく伝える経験を積み重ねます。エデュケーターも答えを与えるのではなく、子どもたちの考えに耳を傾け、問いかけながら、一緒に学びを深めていきます。

また、IBLだけに偏ることなく、遊びや日々の生活、読書、文字や数の活動など、幼児期に必要なさまざまな学びを大切にしています。一つひとつの豊かな経験を次の「知りたい!」へとつなげながら、小学校進学に向けて、自信を持って学ぶ力を育んでいきます。